狭小住宅と軽自動車の国 ニッポンはいつまで「G7」でいられるか

(PHOTO:Shutterstock)
ウクライナのゼレンスキー大統領も来日したG7広島サミットは、当初の予想以上に世界から注目されている。欧米諸国のリーダーがそろって原爆資料館を訪れ、慰霊碑に献花を行った。第二次大戦戦勝国の首脳(ドイツとイタリア以外)が「日本の招き」に応じたことは歴史的に意義がある。いっぽうクアッド会合のため参加した核保有国でもあるインドは、国連安保理常任理事国入への意欲を示している。名目GDPではアメリカが世界トップで2位中国、3位日本、4位ドイツ、5位インド、6位イギリス、7位フランス……だが、冷静に考えると日本の3位脱落はそう遠い将来ではないかもしれない。
TEXT:牧野茂雄

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著者プロフィール

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牧野 茂雄

1958年東京生まれ。新聞記者、雑誌編集長を経てフリーに。技術解説から企業経営、行政まで幅広く自動車産…