市光工業、「人とくるまのテクノロジー展 2023」の出展概要を発表

大手自動車部品メーカーの市光工業は、2023年5月24日(水)から5月26日(金)まで、開催される自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展 2023 横浜」と「ONLINE STAGE 1」 のハイブリッド開催に出展し、今日のモビリティにおける重要課題である自動運転と電動化に関するライティングソリューションを発表する。

 

市光工業では次世代の自動車を彩る、未来志向の革新的なフロントフェイスが展示される。電動化と自動運転車両に向けた市光工業のインテリジェントなライティングのコンセプトにより、グリル・バンパーにまで及ぶライティングは、意匠性の差別化とドライバーの視界の改善はもちろん、道路利用者とのコミュニケーションを促進し、安全性の向上にも寄与する。HD ライティングによるグレアハイビームや路面描画などの先進機能に加えて、薄型のヘッドランプや長尺の信号灯を搭載することで、最新のスタイリングトレンドに沿ったデザイン性も兼ね備えている。さらに、広範囲にわたるライティングにより、光の動きで車両の動きや危険を周囲に知らせ、安全面においても一歩先を行く製品となっている。また、マイクロLED を使用したディスプレイにより、車両の充電状況やメッセージをわかりやすく表示することもできる。


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次世代の車両に向けた、新たなリアフェイスのコンセプトが展示される。最新のスタイリングトレンドに合わせたライティングは、車両に先進的な印象を与え、大型のライティングエリアは“被視認性”、“安全性”というリアランプの最も重要な役割を更に強化する。

このテールランプには、均一発光が特徴の有機 EL が光源として採用されており、ピクセル状に配置された LED は、点灯パターンを変えることで自由度の高いシグニチャー表現を実現、従来の“止まる”、“曲がる”といった意思表示以上の情報を、分かりやすく表現することができる。さらに、マイクロ LED ディスプレイによる情報表示や、自動運転中を示すインジケータも搭載されており、これらの新しいコミュニケーションライティングは、新時代の車両のためにデザインされている。この新しいリアフェイスは、次世代の車両に不可欠なエッセンスを盛り込んでおり、より美しく、より先進的な印象を与えている。


安全・安心・快適なドライビング環境を創造する市光工業は今年も HD ライティングを展示する。HD ライティングはヘッドランプの照射範囲を数万ピクセルに分割して個別に制御する技術である。 ロービーム及びハイビーム双方の照射範囲を細かく制御することで、ドライバーの視認性向上や運転をサポートし、夜間運転時の安全性・快適性を向上させる。

ハイビーム領域では高精細なグレアフリーハイビームにより最大限の視界を確保することができる。また精細な配光制御によって標識への照射を減光し反射による眩しさの低減や歩行者への光を遮光し幻惑を防止することができる。

ロービーム領域ではレーンガイドやナビゲーション表示を路面に投射することによる運転サポートや、車両の前方を横断する歩行者の足元を強調し発見しやすくするといった安全性の向上に効果的だ。


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