ZF|2速ギヤボックスでBEVの航続距離を5%向上[自動車業界60秒ブリーフィング]

ZFが新開発した2速ギヤボックス付き電動ドライブユニット「2 speed eVD system」により、BEVの航続距離が最大5%伸長する。エネルギー変換効率を1%向上させることで、航続距離を2%延ばすことができるとのことだ。

モーターが回転直後に最大トルクを発生させるため、従来はEVにはトランスミッションが不要とされていたが、近年ではEVにも変速機が必要とされている。ZFの技術陣も同様に考えており、効率を上げるために2速ギヤボックスを開発した。

新しい2速変速機構は、モーターとパワーエレクトロニクスに関するZF独自のノウハウを統合し、1速の電動ドライブユニットと同サイズに2速変速機構を組み込むことに成功している。2速変速機構の効果により、自動車メーカーは現状と同サイズのバッテリーを搭載して航続距離を延ばすか、航続距離をそのままにしてバッテリーを5%小型化する選択肢を得られる。

詳細を読む→2速ギヤボックスでBEVの航続距離を5%のばす:ZF 2 speed eVD system

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