マツダの新型ロータリーエンジン「8C」は、シリーズハイブリッドユニット「e-SKYACTIV R-EV」に搭載され、従来のロータリーエンジンとは異なる革新的な設計が特徴だ。このエンジンは、発電専用機として高効率点での運転を可能にし、従来のロータリーエンジンの課題を克服している。
8Cエンジンは、コンパクトでありながら高い熱効率を実現するために、補機類を上に配置し、本体自体は立方体のような形状に仕上げられている。これにより、冷却損失を抑え、効率的な燃焼を実現している。
特に、マツダの得意とするモデルベース開発(MBD)技術を駆使し、複雑なロータリーエンジンの燃焼挙動を高度に解析。直噴技術と組み合わせることで、高速燃焼を実現している。
初搭載モデルは「MX-30」で、REを用いるシリーズHEVとして横置き配置が採用されている。
詳細を読む→復活のロータリーエンジン!|世界よこれが8Cだ。