豊田合成、エアバッグやシートベルトの端材を活用した「メイクポーチ」をアマノ社と共同企画

豊田合成は、自動車部品の端材を活用したメイクポーチを愛知県内でドラッグストアを展開するアマノと共同で企画していることを発表した。本製品は化粧品コーナーの美容部員用として2月6日から愛知県内のアマノ9店舗で導入されている。

豊田合成は、リサイクルの難しいエアバッグ生地やハンドルの本革の端材をバッグやペンケースに生まれ変わらせた「Re-S(リーズ)」の各種商品を、企業や大学などと連携し、企画・製作している。今回Re-Sの取り組みに賛同したアマノ社からの提案を受け、同社の創業125周年を記念して、ドラッグストアの化粧品コーナーの美容部員がメイク用品を持ち運ぶためのメイクポーチが共同で開発された。ポーチの本体には丈夫で汚れにくいエアバッグ生地を使用し、肩紐にはシートベルトの端材が採用されている。

なお、本製品の製作にあたっては、愛媛県の就労継続支援B型事業所「ゆいまーる」と、大阪市に拠点を置き衣服の縫製などを手がける「オーエム企画」が協力している。

メイクポーチ
本体:エアバッグ生地の端材、
   ハンドルなどの革端材
   (カバー部分にアマノのロゴをプリント)
肩紐:シートベルトの端材
使用例

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