電動モビリティベースユニットは、スズキが長年電動車いすの開発で培ってきた走破性や安定性といった移動の技術を活用し、多様なロボットの足回りとなることを目指して開発されている。 このロボットの足回りに、パートナーが自律走行やAIなど様々な技術を組み合わせることで、ロボットによる物流や除雪、土木建設、計測・監視など様々な分野の課題解決がパートナーとともに目指される。
今回の実証実験では、電動モビリティベースユニットに通信モジュールとIoTプラットフォームSORACOMが活用され、リアルタイムで車両の稼働状況やGPSによる位置情報などをクラウドに連携する。様々な分野における電動モビリティベースユニットの使われ方が可視化され、今後の製品開発への活用が目指される。また、サポートやメンテナンスなど顧客の立場になったサービスの検討に取り組む。
ソラコムとスズキは、2024年2月20日にモビリティサービス分野におけるIoT先進技術の活用に向けた合意書が締結された。両社は、持続可能な社会に向け、ビジネス・生活のインフラとなるモビリティサービスの実現が目指される。
