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ライトチューンで潜在性能を引き出す
WRX S4本来の上質なスポーツ性能を楽しみつくせ!!
今や絶滅危惧種と言えるスポーツセダン。しかし、走りのバランスや日常の使い勝手など、クルマとしてのパッケージに秀でている点は今も昔も変わらない。
ここで紹介する“ブリッツ”のWRX S4は、フラッグシップとなるSTIスポーツR EXをベースに仕上げたライトチューンスペックだ。ツボを押さえたカスタマイズで、その走りをワンランク上の世界へと誘う。
まずはパワー系から。ニュルスペック・カスタムエディションマフラーで排気効率を高めた上で、パワコンにより過給圧をコントロール。これにより、最高出力は約19.2㎰アップを実現している。
フレッシュエアをダイレクトに取り込める、ブリッツお得意のカーボンエアインテークシステムも開発中というから楽しみだ。
STIのエアロパーツや大型スポイラーを纏うエクステリアは、ダンパーZZ-RスペックDSC+により程良くローダウン。スプリングレートはフロント6kg/mm、リヤ5kg/mmの設定で、街乗り時の乗り心地に配慮しながらも、スピードレンジを上げた際の粘りある走りも絶妙だ。
ダンパーZZ-Rの機能拡張パーツとして販売されている“DSCプラス”もインストール。これは車内からの減衰力調整を可能にする電子パーツで、手動はもちろんGセンサーや車速と連動させたフルオート制御にも対応している。
乗り味は想像以上に上質だった。ハンドリングはスポーティながら、フィーリングはしなやか。4WDのトラクションの良さも手伝って、峠や高速でも安定した走りを披露してくれたのだ。CVTによる変速もインテリジェンスモードのままだとロイヤルサルーンのような味付けだが、S♯モードでパドルを駆使すれば、キレッキレの変速で「これぞWRX」といった走りを披露してくれたのだ。シチュエーションに合わせたマルチな魅力を持つ、まさに大人のスポーツツアラーだ。
●問い合わせ:ブリッツ TEL:0422-60-2277
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