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父はFDJドライバーの19才女子がFDJ2に本格参戦!
不得意な雨の中、何とか点数だけは死守
ウェブオプション読者の皆様こんにちは! 前回こちらに載せて頂いたのは、MSCチャレンジのビギナークラスで準優勝となった2021年の夏でした。当時は現役高校生ということで取り上げていただき、そこからウェブオプションさんとのご縁も続いて、eスポーツイベントである『JEGT』でも「WEB OPTION RACING」のメンバーとして参加させていただいたりと、とても感謝しています!
そんな私ですが、今年からついにフォーミュラドリフトジャパンの下位カテゴリーであるFDJ2に挑戦することになったんです!
去年Mチャレ日光のエキスパートクラスで単走をトップ通過し、最終的に追走5位入賞できたことによりFDJ2の権利を獲得して、いよいよ今年からFDJ2に挑戦だ!となったわけです(ちなみにお父さんが参戦しているのはトップクラスのFDJで、2014年の開幕戦からフル参戦中)。
そして先日、FDJ2の開幕戦が鈴鹿ツインサーキットで開催されました。物心ついたころからお父さんがD1やFDJに出る時は必ずサーキットについて行き、最近では少しずつサポートもしていたんですが、自分がいざ選手の立場となるとあまりのプレッシャーに押し潰されそうになりました。
しかも、1週間前から雨予報だったこともあって、雨で走るのが苦手な私は週末が近づくにつれ気分が憂鬱に…。前日の夜はもちろん寝れなかったし、予想通りウエット路面の練習はビビリすぎてスピンしまくり。
お父さんは、FDJ2とFDJ3の審査員として参加していたため、全くの別行動でアドバイスももらえず。自分一人じゃここまで何もできないのか〜…とメンタルがダメダメすぎて、練習の後はチームのみんなが声をかけられないくらいでした。
と、こんな状態だったので、単走予選1本目が始まる時の私はメチャクチャ追い込まれていたんです。でも、最低限スピンせずに走りきりたいと思い、みんなで考えたセッティングが何とか上手くいったおかげで、63点という点数の付く走りはできました。
だけど、ここで練習の時から出だしたミッショントラブルが本格的に。2本目の走行時間に間に合わず、1本目の得点のみとなり、単走24位で敗退となってしまいました。
大きなドリフトの大会が初めてだったとはいえ、自分のメンタルがここまで弱すぎたとは…。改めて、応援してくれる方やスポンサーさん、チームのみんなといった色んな人の期待を背負って走ることの大変さを感じました。それをやってる他の参加者さんは凄い!そして、それをずっとやってきたお父さんは凄い!と実感しました。
今回はこんな不甲斐ない結果だったのですが、せっかくクルマにもスーツにもウェブオプションのステッカーを貼らせてもらっていますし、このままで終わるつもりはありません! いつまでも落ち込んでいないで、次のエビス戦に向けて頑張ろうと思います!
PHOTO:長谷川実路
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