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「AIT上海2023」国際改造車・カスタマイズサービス博覧会
5月26日から28日までの3日間、北京雅森国際が主催し、東京オートサロンが特別後援する『AIT国際改造車・カスタマイズサービス博覧会』が、上海自動車会展センターにて開催された。
これまで、華南エリアで開催されてきたAIT国際改造車展示会が、華東エリアで初開催し大成功したとあって、中国のチューニングシーンにとって大きな一歩だったと言えるだろう。
10月13日から15日には中国広東国際現代展示センターでの開催を控えるAIT。そんな世界に向けた発信力を持ち始めた中国の改造車イベント、AIT上海の様子を見ていこう。
文成の登場で大盛り上がり!
AIT上海2023の最大の見どころが、OPTION誌&WEB OPTIONで製作記を連載していた易車『紅旗H9文成』の公開だ。この『紅旗H9文成』の除幕式には多くの著名人が集まり、AIT国際改造車展示会が幕を開けた。
チューニングトレンド発信の場
広大なイベント会場では、総合ブランドエリア、国際ブランドエリア、新車ビューティエリア、AIT・ワイルドエリア、カラーチェンジフィルム専門エリアなど、多彩な展示エリアを展開。日本のチューニング&カスタム文化をリスペクトした車両も多く、見応えは十分だった。
日本のパーツメーカーも多数出展
世界的に新型コロナ政策の制限が緩和となったことを受け、テインやディクセル、エンドレス、FKマッシモ、タナベ、ヤマハ、BBS、レイズ、SSR、BELLOF、DIAXといった日本の有名パーツメーカーも多数出展。中国市場の勢いを物語っていた。
ブースを飾るコンパニオンも見どころ!?
コロナ禍から開放され、イベントコンパニオンも完全復活! 過激なコスチュームをまとった美女たちがブースを飾り、来場客(主にカメラ小僧)を興奮させていた。
M Tuning アジア改造車コンクール
東京オートサロンで創設され、中国でも長年開催されている『アジア改造車コンクール』。これまでに10回以上が開催され、参加するチューンドのレベルも上昇。そして、何千万人ものアジアのファン投票によって第1位に選ばれたマシンは、東京オートサロンへの招待権が与えられるのだ。
AIT上海2023は、国内外の203の出展ブランドが集まり、2万2731人もの来場者数を記録した。年々盛り上がりを増している中国のチューニングカーシーンを色濃く反映しているだけに、今後も目が離せないイベントとなりそうだ。
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