ホンダの名作「ビート」で極低フォルムに挑んだ意欲作!

低車高を突き詰めたショーカー仕立てのビート!

他車種のエアロをベースにしたワンオフ仕様のエクステリア

オープンスタイルでのスタイリッシュさに惚れて、ビートでカスタムを進めてきた柿原さん。レインボーフレークを散りばめたボディやホイール、ワンオフエアロのシャコタンで目を惹くが、フェンダーやドアサイドなど惚れ込んだオリジナルラインは一切崩さずにキープしているのが拘りだ。

オリジナルをリスペクトしてフェンダーラインは一切いじらずにツラを攻めるが、BMW M3(E92)のバンパーをリサイズしたフェイスでオリジナリティを打ち出す。ストックボディのままだが、Z32用リヤスポイラーと相まってワイド感は抜群だ。

ちなみに、ビートはタイヤハウスが狭くて車高が落としにくいことが弱点だが、調整式アームの投入や車高調の加工でフロント7.0J&リヤ8.0Jのホイールを見事に履きこなしている。

インテリアメイクも抜かりなし。トリム類はボディカラーとシンクロさせた赤基調で張り替えを実施。独特な形状のステアリングは、メーターが見えにくかったため上部をカットして近未来的なフォルムを打ち出したというこのビートのカスタムキーポイントだ。

S660の兄貴分でもあるビートが発売されたのは1991年だ。すでに30年以上が過ぎようとしている旧車だというにも関わらず、ここまで美しくコンディションを保っていることには驚かされるが、臆することなくそこに唯一無二のカスタムを施して自分色に染め上げたオーナーのスピリッツには感服だ。(OPTION CARAVANより抜粋)

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「エアロパーツは自らデザイン!?」ホンダ・ビートの魔力に取り憑かれたマニアの愛機に迫る

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