「人気のS660用エアロキットがさらに進化！」エスケレートのスタイリッシュすぎる新作リヤウイング登場

純正のスタイルを尊重した美しいシルエット！

ライトウェイトスポーツ系を得意とし、大手メーカーからの製品開発依頼も受託するファトラスタイリングのアフターパーツブランドとして名を馳す“エスケレート”。そんな同メーカーが近年チカラを注いでいるのが、S660のスタイルアップだ。

技術基盤を持つブランドらしく製品クオリティは折り紙付き。開発されるエアロパーツが保安基準を満たしていることはもちろん、S660のキャラクター性を考慮した疾風感溢れるスタイリングに仕上がっている。改めて細部をチェックしていこう。

まず、純正バンパーの下側に付けるアンダースポイラーは、日常での利便性を損なうことなく、なおかつ個性を主張できるデザインを採用。塗装を前提としたFRP製もあるが、高級感や躍動感を演出できるカーボン製が人気だ。

サイドステップは、キャラクターラインによって陰影を持たせた形状。ステップ本体はFRPだが、張り出したディフューザー部はFRPの他、綾織りカーボンも用意されている。

リヤセクションはバンパー両端に付くリヤバンパーサイドと、ディフューザー形状のリヤアンダースポイラーを開発。純正エアロパーツを活かした造形が見事だ。

スーパーGTのNSXを彷彿とさせるカーボンのシュノーケル型インタークーラーダクトも、エスケレートのオリジナル。ここから導入されたフレッシュエアは純正インタークーラーへとダイレクトに導かれる。パワーダウンが著しい夏場でも威力を発揮するアイテムだ。

ちなみに、インタークーラーダクトはボンネットに穴を開けて固定する構造だが、後付け感を払拭するアダプターとインタークーラーにフレッシュエアを導くインナーダクトもセットとなる。

フローティング形状のリヤウイングは新製品。同社のS660モデューロ用（アクティブスポイラー用）ウイングをノーマルボディにセットできるように再設計したものだ。

「ユーザーから『モデューロ装着車用のウイングをノーマルボディの車両に取り付けたい』という要望を多数頂き、取り付けの形状や方法などを見直して設計しました」とは、エスケレートのモデリングセクションを担当する下園さん。

ウイングステーはノーマルボディに合わせて取り付け位置を変更し、さらにステー自体も本数を3本から2本に変更。リヤビューをスッキリさせ、エアロフォルムの美しさに磨きをかけているのだ。

翼端板部分はウイング一体型でデザイン。ちなみに、カーボンモデルの場合、翼端板デザイン周辺部の貼り合わせは非常に難易度が高く、エスケレート製品のクオリティの高さをアピールできるポイントにもなっているという。

また、エスケレートはロードスターやロータス等のオープンスポーツにマッチするバケットシートを手掛けることでも知られるブランド。

もちろんS660用も開発されており、干渉が一切無く、高いホールド性能はもちろん乗降性の良さや使い勝手も徹底追及。硬さの異なる3種類のクッションを部位ごとに使い分け、長時間ドライブでも疲れないシートに仕上げている。価格はFRPシェル仕様が10万4500円〜、カーボンシェル仕様が15万1800円〜だ。

エアロパーツとバケットシートのいずれも、熟練の職人が手作業で仕上げるハンドメイド仕立て。だからこそ実現できる、高いクオリティと豊富なラインナップに魅了されるS660ユーザーは決して少なくないはずだ。

問い合わせ：ファトラスタイリング静岡県御殿場市保土沢1157−812　TEL：0550−89−6979