「アクセル全開には覚悟が必要!?」ST202型セリカの580馬力ターボチューンド登場

エンジン本体を強化してGT3540タービンをぶん回す!

 ジャジャ馬を乗りこなす感覚のFFフルチューン

ホンダ車チューンのオーソリティとしても名を轟かす老舗“トップフューエル”。シビックやS2000、そしてフィットなど車種問わずの過給機チューンを提案している同社だが、最高出力だけでなく扱いやすさにも徹底的に拘ったセッティング能力の高さは業界内でも有名だ。

バリスのアライジング1ボディキットで武装したこのST202型セリカは、そんなトップフューエルでステップアップを重ねたオーナー車両。250psのボルトオンターボ仕様から幕を開けたチューニングだったが、徐々にエスカレートしていき、気がつけば500psオーバーのモンスタースペックにまで成長していたそう。

核となるエンジンは、ハイブーストを許容できる強靭さを求めて、腰下に東名パワードの鍛造ピストンやJUNのH断面コンロッドを投入。ヘッドも作用角の大きいハイリフトカムを投入し、高回転域のパワー追従性能向上を狙っている。

タービンはボルトオンキットのターボネティックス社製250ps仕様に始まり、GT3037S、GT3240、GT3540と徐々に風量アップ。最大ブースト圧は1.6キロの設定だ。

インテークは80φパルサースロットルの導入によってスムーズな吸気環境を構築。エアフロは純正を撤去したDジェトロ仕様だ。

足回りは度重なる仕様変更を経て、現在はストリート〜ミニサーキットをターゲットにしたセットアップとしている。ブレーキはST205型セリカGT-FOUR純正キャリパーにエンドレス製Eスリットローターの組み合わせだ。

一方のインテリアは、外装に合わせてブルーのアクセントを入れたパーツで統一。6点式のロールケージでボディ剛性も高めている。ミッションは純正パーツを組み合わたクロス仕様となる。

「FFのフルチューン580psってどんな感じ?」とスタッフに訪ねてみたところ「めっちゃジャジャ馬で、相当な覚悟がないと乗りこなせませんよ(笑) 全開加速で車体が左右に暴れますしね」との回答が…。モンスターセリカ、恐るべし!

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●取材協力:トップフューエル 三重県松阪市中道町500-1 TEL:0598-56-5880

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【関連リンク】
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http://www.topfuel.info

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