「日本に3台のみという激レアマシンも参加!」セリカ乗りが集った『関東セリカ day 2023』イベントレポートPart.2

オーナーたちにその魅力や楽しさを聞く!

トヨタの名車として歴史に名を残し、絶版となった今でも多くのマニアを擁する歴代セリカ。そのセリカの伝説を決定的なものにしたのがラリーへの参戦と活躍だ。特にST165系から始まる3世代では、「GT-FOUR」として4WDグレードが設定され、WRCを主戦場に世界の頂点で輝き続けた。そんな4WDセリカを愛してやまないオーナー達に自慢の愛車を見せてみらった。(取材イベント:関東セリカ day 2023)

実際のラリーで使用された激レアモデル

セリカ GT-FOUR(ST205)

1997年頃、テインがアジアンパシフィックラリー参戦した際に、レッキ車として使用していた本物のST205だ。同様のグループN仕様のレッキ車は3台存在し、オーナーズクラブからの情報でその中の1台を手に入れることができたのだという。

TTE(トヨタ・チーム・ヨーロッパ)が製作した後に日本へ持ち込まれた車両とのことだが、詳細は不明。グループN車両なのでエンジンなどは基本的にノーマル、車内を覗くとロールケージが張り巡らされ、助手席にはラリーコンピュータも残されている。また、ラゲッジスペースにあるホイール&タイヤも当時のままという話だ。

初の愛車として購入し22年目に突入!

セリカ GT-FOUR(ST205)

20代の頃に会社の駐車場に止まっていたブルメタのセリカに一目惚れして、購入するためにすぐに免許を取得。そして手に入れた人生初の愛車がこのST205だったというオーナーのじん&こうさん。以降、22年間乗り続けているそうだが、このセリカのためにガレージ付きの家を買ったほどだったりする。

自慢はワンオフで製作したカスタムオーディオ。フロントに2ウェイスピーカーとツィーターを、リヤにサブウーファーを、さらに助手席にモニターを…と、センスよく配置している。

サスペンションは純正ダンパーが抜けてきたため、リフレッシュを兼ねて名門ラックでワンオフ製作。レクサスFスポーツ純正のホワイトノーヴァガラスフレークでオールペンしたボディカラーもお気に入りだという。

国内限定2100台の希少なWRC仕様!その中でもレアなイエローカラー!

セリカ GT-FOUR WRC仕様(ST205)

ST205を4台乗り継ぎながら、チューニングカーライフを楽しんでいる山本さん。現在の相棒(セリカ GT-FOUR)は国内限定2100台のWRC仕様なのだが、眩しいスーパーブライトイエローのボディカラーは30台程度しか存在しないそうだ。

一見するとフルノーマルに見えるが、純正本革シート(他グレード用)やマルチユースコンソール(純正オプション)など、各部に当時物のパーツをインストールして個性を演出している。

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【関連リンク】
関東セリカday
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