「競技用シーケンシャルドグ導入っていくらかかるの!?」86&BRZの究極ミッションチューンに迫る

どうせやるなら最高峰の製品を導入すべし!

550馬力も許容するクワイフシーケンシャルドグ!

モデルデビュー直後から、積極的に86&BRZのサーキット向けパワーチューニングを進めてきた“シェルエンジニアリング”。その仕様は2.1Lフルチューン×GTX3071Rタービンで約550psまで到達したが、そこからはミッションのトラブル続き。

当初は国産のドグミッションを投入して対応していたが、3度のブローを経て強度不足と判断。そこで、イギリスの名門“クワイフ”が競技用としてリリースしている、シーケンシャルドグミッションの搭載に踏み切ったという。

ZN6用として販売はされているものの、搭載にあたってはプロペラシャフトやマウントの加工なども伴う。また、ボディとの干渉ポイントはハンマリングで凹ませるなどの力技も必要になるそうだ。

ちなみに、クワイフのシーケンシャルドグミッションにはデフォルトで機械式ポンプが内蔵されていたりする。配管&コアの取り付けのみで、簡単にミッションオイルクーラーを機能させることができるというわけだ。

気になる導入コストは、パーツ代+加工取り付け込みで約300万円。かなりの高額メニューだが、「お金は掛かるけど、500psを超えた86&BRZでサーキットを走るならこれが正解。値段だけでどこぞの強化ミッションを組むより安心だし、フィーリングも抜群に良いからね。走るのが楽しくなっちゃうよ!」と断言する代表の小貝さん。

名門メーカーのシーケンシャルドグミッションが見せてくれる世界は、とてつもなく広いのだ。

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●取材協力:シェルエンジニアリング 愛知県清須市春日鳥出4 TEL:052-409-9700

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【関連リンク】
シェルエンジニアリング
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