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400Rのスポーツテイストを引き立てる!

フルマフラーとリヤピースのみの2種類を展開!
エキゾーストマフラー専門メーカーとして、日夜その技術&クオリティに磨きをかけている柿本レーシングが、スカイライン・ニスモ(RV37)専用の高性能エキゾーストシステムをリリースした。


純正では2-1レイアウトとなる第一触媒から中間までのパイプは、排気効率を高めるために60φのフルデュアルで構成。左右バンクを別々で排気するフルデュアル構造とすることでパイプ径を抑え、ロードクリアランスを確保しながらも、なおかつ排気効率の向上を実現しているというわけだ。

メインサイレンサーには保安基準適合を証明するJQRの認定プレートと、柿本レーシングの信念である『7 Spirits』の文言が刻み込まれている。

振動によるトラブルを防止するべく、ダウンパイプの近くにジャバラパイプを採用。さらに構造的に応力の集まる部分にはガゼット補強を入れるなど、耐久性を重視した設計がなされている。

タイコとパイプの接合部やステーの装着部には補強が入れられる丁寧な作り込み。ビードの揃った美しい仕上げの溶接からも高いクオリティが感じられる。

独自の経験から生み出された二重ディフューザー構造を受け継ぎ、チタンカラーに染められたスラッシュテール。左右にレーザーで刻印された柿本改のロゴが、本物のチューニングパーツであることを証明する。

もちろん、チューニングとしてマフラー交換するのだから性能面も気になるところだが、近年のターボ車はマフラー交換のみでパワーが上がることは稀だ。そのため、シャシダイでの出力計測では約6ps程度のパワーアップに留まっている。
しかし、排気効率は大幅に向上しているため、ECUチューン時のパワーアップ率はノーマルマフラー時とは比べものにならないほど上がるだろう。

価格は30万8000円。大幅な出力の向上を望むわけではないというユーザーに対しては、テールピースのみのキット(14万3000円)も用意。もちろん、どちらのモデルもJQRのテストを受けて合格した保安基準適合モデルとなっている。スカイライン400Rらしい性能と、心地良いエキゾーストノートを求めるなら、ぜひとも柿本レーシングのマフラーを取り入れてもらいたい。
●問い合わせ:カキモトレーシング TEL:072-265-5050
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カキモトレーシング
https://www.kakimotoracing.co.jp