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サーキット入門をもっと身近に!
中古車ベースのコンプリート86&BRZ販売をスタート
無理のない範囲で参加できるサーキット走行会などにチャレンジしてみたい…と考えている人は、年齢・性別を問わず多数いる。そんなドライバー等のために、開業当初から『モータースポーツの裾野を広げる』姿勢を貫いているのが、20周年を迎えた福岡県のドライバーズカフェ・フォレストだ。
「必要最小限のチューンで潜在的なポテンシャルを完全に引き出し、壊れにくく、より長くサーキット走行を楽しんでもらえるクルマ作りがモットーです」と、同社の小笠代表。続けて「とくに86&BRZは、ノーマルでもかなりの“戦闘力”を秘めているので、ツボを押さえた最小限のチューニングでかなりのタイムを目指せます」とのこと。
その『ツボを押さえた最小限チューン』を、サーキット入門を検討しているドライバー達に、より手軽に、そして身近に体感してもらうために始めたのが、“コンプリート中古車”の販売。86&BRZのMT車及びAT車それぞれに、ストラットタワーバーなどによるボディ補強と車高調セッティング、油温管理など、走りを楽しむためのチューニングを施し、税別200万円~のお手頃プライスで提供する。
こちらは200万円で販売予定のAT車。ATだからと侮るなかれ、オートポリスで開催されている独自の86&BRZレースにおいて、小笠代表自らがAT車で出走してシリーズチャンピオンを獲得。ATを速く走らせるためのノウハウが投入された仕様なのである。
重要な足回りには、クスコのスポーツゼロ-3S車高調をインストール。サーキット走行時、コーナーリングでの“踏ん張り”はもちろん、街乗りでも不快な突き上げが生じないようスプリングレートを調整している。
コンプリート中古車は、MT/ATともストラットタワーバーやロールケージでボディ補強を行なう他、オイルクーラー、AT車はさらにATフルードクーラーも装備し、サーキット走行時の油温管理ができる仕様となっている。
こうしたメニューでブラッシュアップされた入門車で、まずはサーキット走行に慣れ、スキルアップに合わせて必要なメニューを追加するという“成長型”の車両販売+チューニングスタイルを、本格的に展開する計画だ。
ちなみに、代表の小笠さんは、モータースポーツの裾野を広げ安全運転マナーの普及や整備不良による事故防止の抑止も推進するため、7年前からJAF加盟クラブ登録のレーシングチームを設立。九州エリアでサーキットデビューをするなら、頼もしい存在のプロショップだ。
●問い合わせ:ドライバーズカフェ フォレスト 福岡県京都郡苅田町京町1-4-5 TEL:093-434-0077
【関連リンク】
ドライバーズカフェ フォレスト
http://d-c-forest.com