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従来モデルに比べて受信性能と受信精度も大幅に向上
マルチメーターとしても使える最大205項目の車両情報表示も大きな魅力だ
2022年の登場以来、常に最新・最良を求めて進化を続けているブリッツの高性能レーザー&レーダー探知機“タッチレーザー”シリーズ。東京オートサロンの“ブリッツ”ブースには、その第5世代モデルとなるTL405RとTL315Rが展示され、来場者の注目を集めていた。

最新モデルTL405RとTL315Rの最大の特徴は、国内で導入が進む最新Kバンド取締機への対応だ。従来からのMSSS新周波数を利用した取締りに加え、新たな移動式オービスのJMA−520、レーダーパトカーのJMA−401への対応が可能となり、現状の速度取締機への完全網羅を実現したのだ。

TL405Rはワンボディタイプのフラッグシップとして位置づけられられるモデルで、2025年1月27日にリリースを予定。ユニットのボディはブラックベゼルとなり、装着車を選ばないシンプルな印象となった。モニターは業界最大となる4インチの静電タッチパネル採用し、抜群の視認性と直感的な操作が可能な扱いやすさが特徴となっている。

新対応のJMA−520/JMA−401を含め、対応バンド数は18バンド。21万件以上のGPSデータと7万8000件以上の取締データは業界最多を誇るものだ。さらに、受信感度も従来モデルのTL404Rから最大31%向上。レーザー受信センサーには、クアッドセンサーを内蔵して遠く離れた取締機も超広角でいち早く受信するのに加え、独自のスキャン機能により誤警報の低減も実現。警報方式は設定不要のフルオートの他、設定メニューで細かく好みのスタイルにすることもできる。


ワンボディタイプのスタンダードモデルとなるTL315Rは、シリーズ最初の最新Kバンド対応モデルとして24年末にリリース済み。タッチパネルの液晶サイズが3.1インチとなる以外の受信バンド数やデータ数、スキャン機能などは、上位モデルのTL405Rと同様の高機能が魅力。受信感度は従来モデルのTL314Rから最大35%も向上となっている。


さらに、TL405R、TL315R共通の機能として注目したいのは、オプションのOBDⅡアダプター接続により実現する、最大250項目もの詳細車両情報表示機能。エンジン回転数や水油温、吸気温度、ブーストなどが好みのスタイルで表示できるので、チューニングカーのマルチメーターにもなるのはさすがブリッツならでは(表示項目は車種によって異なります)。もちろん従来同様にデーター更新は完全無料で、3年間(2.4インチモデルは1年間)の製品保証付きなので、安心して長く使用することができるのだ。

また、TL405R、TL315Rに続き、コンパクトなワンボディ2.4インチ液晶のコストパフォーマンスモデルTL243Rも、JMA−520/JMA−401の最新Kバンド対応のTL245Rが今春のリリースに向けて開発中。


この他にも、ブリッツブースには、スポーツマフラーシリーズの主力となるNUR−SPECカスタムエディションの新テールとして1月末に追加となる「フォージドカーボン」タイプもいち早く展示。大理石のようなマーブル柄が、これまでにはない魅力的なリヤスタイルを演出してくれそうだ。
●取材協力:ブリッツ TEL:0422-60-2277
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