「ジムニーシエラはボルトオンターボが面白い!」装着率が急増しているGReddyターボキットの魅力に迫る

ジムニーシエラを覚醒させるTF035ターボキット

MTモデルで40馬力以上、ATモデルで34馬力のパワーアップ率

東京オートサロン2020での発表以降、爆発的なヒットを飛ばしている“トラスト”のJB74ジムニーシエラ用ボルトオンターボキット(MT/AT対応)。ここでは、その魅力に改めて迫ってみようと思う。

キットにはタービン本体の他に、EXマニやインタークーラー、オイル配管、遮熱材など、取り付けに必要なショートパーツが全て同梱。さらに、ユーザーニーズに合わせてメタルキャタライザーの有無を選択できるようにしているのもポイントだ。

タービンはK15Bエンジンに最適な、アクチュエーター式のTF035HL-14GK(6cm2)を採用。タービン本体は、ロストワックス製法のステンEXマニを介してオーバーヘッドでマウントされるが、レイアウトは非常に秀逸で最初からターボエンジンであるかのような仕上がりを誇る。

基本的にボルトオン設計となっているが、純正ウォッシャータンクはインテークと干渉するために撤去する必要がある。なお、トラストでは専用の小型アルミウォッシャータンク(2万5000円)を用意しているので、同時購入が望ましいだろう。見栄えを気にしないユーザーは、汎用のカンガルータイプウォッシャーバッグ(4000円)でもOKだ。

キット付属のインタークーラーはタイプ41Fというコンパクトサイズで、フロントグリル裏にマウントされる。パイピング径はイン側もアウト側も50φで、タービンサイズに見合った冷却経路が用意されているのだ。

制御ツールはキットに含まれていないが、トラストではターボ専用セッティングを施した独自のメインECUチューン(13万8000円)をオプション設定している。ECUを車両から外してトラスト本社に郵送すると、オリジナルデータに書き換えられたECUが戻ってくるという流れだ。

パワーアップ率は強烈だ。まずMTモデルから。ターボキット装着前(ノーマル)は89.4ps/12.1kgmだったのに対し、装着後は131.9ps/18.9kgm(キャタ無し)へと大幅な出力アップを達成している。しかも全域で、だ。

一方のATモデルは、オートマとの兼ね合いからブーストの過渡特性をMTモデルよりも抑える方向でセットアップされているものの、純正の77.3ps/10.6kgmから111.7ps/16.5kgm(キャタ無し)へと、30ps以上のパフォーマンスアップを達成している。

排気系はトラストのクロスエキゾーストG-STYLEマフラー(13万8000円)の装着を推奨。メイン50φ→90φチタン風テールを持つこのモデルは、NAはもちろんターボ化にも適した排気効率を有している。ちなみに、同社のチューンドECUはこのマフラー装着を前提にしたデータとなっている。

実際の体感度もかなりのもので、低回転域から力強いターボトルクを感じながら胸のすく加速フィールを味わえる。MTはもちろんATとの相性も非常に良く、NAではルーズに感じるトルコン制御がダイレクトに生まれ変わったかのような印象すら受ける。それくらいにパワー感が高まっているのだ。

価格はMTモデルもATモデルも共通で、キャタライザー付きのキットが45万円、キャタライザー無しのキットが37万円となる。全てにおいて妥協なく仕上げられたジムニーシエラ用の必殺パーツ、“売れるには理由がある”というわけだ。

●問い合わせ:トラスト TEL:0479-77-3000

【関連リンク】
トラスト
https://www.trust-power.com/

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