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オリジナルサスキットを軸に“走れるシャコタン”を実現!
ストリートで注目度満点の極低USスタイル
EF/EG/EKなどの、いわゆるB型エンジン搭載シビックを得意とする“ゼロファイターオートカスタム”。
幅広いジャンルから貪欲にトレンドを吸収し、ルックス重視のシャコタン仕様から本気のサーキットメイクまで、多彩なアプローチを仕掛けるトップチューナーだ。
オリジナルパーツも多数販売しているが、特にオリジナル車高調のZERO-SPEC2(F18kg/mm R16kg/mm)は、あらゆるメイクの核と位置付ける存在。低車高の実現を目指したショートストローク仕様で、豊富な機能を備えた高性能ダンパーである。
このサスペンションキットを軸に、”走れるシャコタン仕様””として製作されたのが、今回紹介するEKシビックだ。
リムの存在感と極端なインセット設定で選んだホイールはXXR513。サイズは16×8Jのゼロインセットで、165/45-16の引っ張って組み込む。
なお、インストールにはフロントフェンダーのツメ折り加工が必要で、キャンバー角もフロントはナックルの曲げ加工で4度半、リヤは調整式アッパーマウントで6度近くまでネガキャン化している。
ちなみに、サス自体は鈴鹿クラブマンレースで鍛え上げた本気仕様のため、ここまで落としていてもシビックらしいソリッドな走りは失われないそうだ。
マフラーはスカンク2で、低車高でも路面と接触しないようサイレンサー下部をカットして再溶接。吊り下げポイントも引き上げてロードクリアランスを稼ぐなど、シャコタン対策は万全だ。
アルミで成型されたスカンク2のロワアーム、メンバーの強化も期待できるASRのタイバーなど、ドレスアップも兼ねて海外製パーツを積極的に導入。牽引フックは重厚感のあるルックスが特徴のベネン製を選ぶ。
希少なEK4後期のサンルーフ仕様をベースに、外装はヘッドライト、モール、ミラーなど、北米仕様の純正パーツを導入。さらにフェンダーマーカー部はスムージングされ、外装色もフロストホワイトからタフタホワイトへとオールペンを施し、US仕様に仕上げる。
一見するとシンプルなEKシビックだが、その実は、車高設定からホイールチョイスまで全てのパートに作り手の拘りが詰め込まれた、非常にハイレベルなUSDM仕様なのである。
●取材協力:ゼロファイターオートカスタム 奈良県桜井市芝911-1 TEL:0744-42-9989
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ゼロファイターオートカスタム
http://www.zerofighter555.com