EVの特徴である静粛性や滑らかな走りを実感できる

突然だが、EV全般の特徴としてどんな要素が浮かぶだろうか。おそらく「静か」や「滑らか」といったワードが出てくるだろう。そして、それらをもっとも実感できるのは軽自動車であると思う。

ミドルクラス以上のモデルになるとストロングハイブリッドも多く、モーターだけで走るし、そもそも遮音材などが充実しているため静かだ。一方、EV以外の軽自動車は基本的にエンジンで走っており、遮音性もそれなり。つまり、もともとが騒々しいぶん、EV特有の静粛性が際立つのだ。

具体的なシーンで考えてみよう。きつい坂を登るときや高速道路で加速する際、エンジン車は一気に変速比を下げるためエンジンがうなりを上げ、けっこうなノイズがキャビンに入ってくる。一方EVは大きな振動もなく、滑らかに走ってくれる。

これはトルクの違いも大きく関係しており、明らかに違う数値に加え(下記表)、EVは基本的に電気が流れた瞬間から最大トルクを生み出す特性があるのでスムーズな加速ができ、どんな場面でも走りやすい。

ちなみにEVはガソリン車より車重が重くなる傾向にあるが、それを感じさせず、逆にバッテリーが床下に配置されることで重心が低くなり、安定したハンドリングにもつながる。つまりEVと相性が良く、そのメリットを満喫できるのが軽EVといえる。

日産のサクラとデイズのパワートレイン違いで比較検証

パワートレイン最高出力(kW[PS]/rpm)最大トルク(Nm[kgm]/rpm)車両重量(kg)
サクラモーター47[64]/2302-10455195[19.9]/0-23021080
デイズ0.66L+モーター38[52]/640060[6.1]/3600840
デイズ0.66Lターボ+モーター47[64]/5600100[10.2]/2400-4000880
※デイズのモーター最高出力(kW/rpm)/最大トルク(Nm/rpm)は自然吸気・ターボともに2.0/1200、40/100。

急勾配もスイスイ登る

エンジン車、それがターボであってもエンジン音をうなりながら登っていく急勾配。対して軽 EV は急勾配をものともせず登っていく。「心臓破りの坂」と呼ばれる名所であっても、スムーズに登りきった。

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