シートアレンジで使い方色々 大容量の荷室は使い勝手良好

軽自動車のタントのようなスーパーハイトワゴンを、ひとまわり大きくして5人乗りにしたモデルと思うと、わかりやすいかもしれない。小さなミニバンくらいに使えると思ってもらってもいいだろう。

エクステリア

トヨタ・ルーミーの兄弟車でライバルはスズキ・ソリオ。軽自動車の売れ筋であるスーパーハイトワゴンをひとまわり大きくしたようなパッケージで、背が高く後席はスライドドアを組み合わせるから乗り降りもしやすい。最小回転半径は4.7m。

とにかく室内が広く、前後席のウォークスルーもシートをロングスライドなどさせずに、そのままでできる。しかも室内高が1355㎜もあるので移動しやすいし、子どもを立たせたまま着替えさせることも可能だ。

インストルメントパネル

開放感を高めるだけでなく左右ウォークスルー性も考え、センターコンソールはなく足元をスッキリとさせている。特徴的なのはメーターの位置が低いことで、インパネ上面をフラットにして見晴らしを良くし、視界を確保する狙い。

さらに、後席は240㎜もスライドする。いちばん後ろに下げれば大人がしっかり座れるし、いちばん前に出せば、後席チャイルドシートに座らせたお子さまにもラクに手が届く。後席の背もたれは最大70度まで倒すことができるので、前後席をつなげてほぼフルフラットにする、お部屋感覚に近いアレンジも可能だ。

居住性

この後席を逆に荷室スペースとしてアレンジすると、ダイブダウンでフラットに畳めるため、1540㎜までの長尺物を積むことができる。さらにユニークなのが、荷室のデッキボードで、跳ね上げた面がワイパブル仕様になっており、例えばベビーカーなどを乗せるときも汚れを気にしなくて良いのが便利。

うれしい装備

電動スライドドアの自動機能が便利。あらかじめ降車時にスイッチを押すことで、クルマへ戻ってくると勝手にドアが開くのだ。
オプションの「コンフォータブルパック」を選ぶと装着されるシートバックテーブル。500㎖の紙パックも置けるホルダーが備わる。
電動パーキングブレーキを「カスタムG」系に装備。信号待ち時などにブレーキペダルから足を離しても停止を保持する機能も搭載。
月間販売台数   486台(24年11月~25年4月平均値)
現行型発表    16年11月(一部仕様変更 24年12月)
WLTCモード燃費  18.4 ㎞/ℓ※自然吸気のFF車

ラゲッジルーム

加えて、このデッキボードを反転させると、引き出し式の防汚シートが内蔵されており、自転車を積むときも汚れを気にする必要がない。26インチの自転車なら2台載せられるほどで、外からの見た目以上の大容量加減に驚いてもらえるだろう。それでいて、最小回転半径も4.6〜4.7mと取り回しは抜群だ。

※本稿は、モーターファン別冊 ニューモデル速報 統括シリーズ Vol.168「2025-2026年 コンパクトカーのすべて」の再構成です。

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