モータースポーツで実証された高性能

高性能を極めたKW謹製の3WAY車高調!

世界一過酷と称されるニュルブルクリンク24時間レースで高い装着率を誇る、ドイツ発のKWサスペンション。

荒れた路面と超高速域が共存するあのコースでは、単に硬いだけの足まわりは通用しない。求められるのはタイヤの接地を維持する追従性と、ドライバーが挙動を読み取れるコントロール性。その両立を高次元で実現している点こそ、KWが支持を集める理由だ。

ラインナップはストリートコンフォート、ストリートパフォーマンス、トラックパフォーマンスの3系統に整理されるが、共通するのは“硬さに頼らない”設計思想。伸び側と縮み側を独立制御するツインバルブ構造により、ストローク初期から滑らかに減衰力を立ち上げ、入力の角を丸めながら車体姿勢を穏やかに整える。結果として、しなやかな乗り心地と明確な応答性を両立した独特のフィーリングを生み出している。

十分なストローク量を確保し、サスペンションをしっかり動かしてグリップを引き出すのもKWの特徴だ。さらにステンレス製「inox-line」シェルケースの採用により高い耐腐食性を確保し、長期使用でも性能変化を抑制。日常域での扱いやすさとサーキットでの安定性を、高次元でバランスさせているのである。

そんなKWがGR86/BRZ向けに展開するモデルのひとつが、「V4クラブスポーツ」(85万4700円〜)だ。街乗りからサーキット走行までをカバーする上位グレードで、ストリートタイヤでの使用を前提に開発されている。

最大の特徴は、3WAY減衰力調整機構。伸び側16段、縮み側は低速6段・高速14段の調整幅を備え、走行ステージやドライバーの好みに応じた細やかなセッティングが可能だ。

縮み側は別体リザーバータンク下部に設けられた2つのダイヤルで個別に調整できる。

内部には独自のツインバルブ機構を採用し、微低速域から滑らかに減衰力を立ち上げることで、転がり出した瞬間から確かな接地感を確保。さらに高速入力時には余分な減衰を適切に逃がす特性とすることで、不快な突き上げを抑えた仕上がりとなっている。

試乗で印象的だったのは、縁石に乗り上げても接地が途切れない安定感だ。ダンパーが衝撃を確実に吸収するため、安心してアクセルを踏み込める。車速を上げていくとスライドに移行する場面もあったが、挙動は穏やかでコントロールしやすい。懐の深さを実感できる仕上がりだ。

今回は縮み側低速域のセッティングを変更し、前後バランスを3パターン試したが、クルマの挙動が明確に変化することも確認できた。3WAYというと難しい印象を受けるが、KWでは推奨値が用意されているため、それを基準に調整していけば問題ない。細かいセットアップが可能なぶん、理想の乗り味を追求できる。

2025年12月23日には、茂原ツインサーキットでKWサスペンションの試乗会&体験走行会が開催された。KWユーザーでなくても無料で体験走行が可能という内容で、V4クラブスポーツ装着車をはじめとするデモカーの同乗走行や、減衰力セッティングの相談なども行われた。今後も同様のイベント開催が予定されているため、興味のあるユーザーはチェックしておきたい。

また、KWの国内拠点となる「KWオートモーティブジャパン横浜」もオープン。港北インター近くに位置するショールーム兼ワークショップでは、KWおよびSTの各種ラインアップを実際に確認できるほか、購入前の相談から装着、アライメント調整まで一貫して対応する体制が整えられている。

●問い合わせ:KWオートモーティブジャパン TEL:075-771-7351

「ドリキン土屋圭市が選んだKWという選択」ドイツの名門が貫くサスペンション開発の哲学

サスペンションに求められるのは、快適性とスポーツ性のどちらか一方ではない。ニュルブルクリンクやDTMで培われた技術を背景に、両立を追求してきたのがKWだ。ストリートからサーキットまでを見据えた減衰特性は、ドリキン土屋圭市氏のFL5への装着によっても、その実力が裏付けられている。

【関連リンク】
KWオートモーティブジャパン
http://www.kwsuspensions.jp/