Mercedes-Benz C-Class Sedan
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Audi A5
Cクラスよりもわずかに大きいA5




2021年に発表された5代目「メルセデス・ベンツ Cクラス」。メルセデスが掲げるデザインコンセプト「センシュアル・ピュリティ(官能的純粋)」を纏ったエクステリアは、かたまり感のあるグラマラスなフォルムが特徴となる。現行モデルはセダンとステーションワゴンを展開し、ガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッドなど、多彩なパワーユニットをラインナップする。
アウディは、2024年に「A4」の後継モデルとして、新世代内燃機関プラットフォーム「PPC(プレミアム・プラットフォーム・コンバッション」をベースに開発された新型「A5」を発表。Cクラスと同様、ボディタイプはセダンとステーションワゴンのアバントが導入されている。
今回、高い効率性から日本市場でも高い人気を集めるディーゼルエンジン搭載モデルとして「メルセデス・ベンツ C220d スポーツ」と、待望の日本導入がスタートした「アウディ A5 TDI クワトロ 150kW」をピックアップした。
コンベンショナルな4ドアセダンのCクラスに対し、A5は6ライトウインドウのサイドビューを持つ4ドアセダンにも見えるが、大きな開口部を持つハッチゲートを備えた5ドア。A5の方が、全長で50mm、全幅で40mm、ホイールベースで30mm大きく、車両重量も駆動方式の違いもあってCクラスより160kgも重い。
メルセデス・ベンツ C220d スポーツ
ボディサイズ=全長4785mm×全幅1820mm×全高1435mm
ホイールベース=2865mm
車両重量=1780kg
タイヤサイズ=225/45R18(前)、245/40R18(後)
アウディ A5 TDI クワトロ 150kW
ボディサイズ=全長4835mm×全幅1860mm×全高1455mm
ホイールベース=2895mm
車両重量=1940kg
タイヤサイズ=225/55R17
パワーでC200dを上まわるA5 TDI




「C220d スポーツ」は、2.0リッター直列4気筒ディーゼルターボに、スタート時や加速時にエンジンをサポートするインテグレーテッドスタータージェネレーター(ISG)が搭載し、最高出力197PSを発揮する。
「A5 TDI クワトロ 150kW」も、2.0リッター直列4気筒ディーゼルターボに48Vマイルドハイブリッドシステム「MHEVプラス」が組み合わせられ、最高出力はC200dを上まわる204PSを絞り出す。また、MHEVプラスは2.0リッター直4ガソリン仕様では選ぶことができない。
メルセデス・ベンツ C220d スポーツ
エンジン形式=直列4気筒ディーゼル+ISG
排気量=1992cc
最高出力=197PS/3600rpm
最大トルク=440Nm/1800〜2800rpm
トランスミッション=電子制御9速AT
駆動方式=RWD
アウディ A5 TDI クワトロ 150kW
エンジン形式=直列4気筒ディーゼル+マイルドハイブリッド
排気量=1968cc
最高出力=204PS/3800〜4200rpm
最大トルク=400Nm/1750〜3250rpm
トランスミッション=7速Sトロニック(DCT)
駆動方式=AWD
AWDに加えて価格面でのアドバンテージ

Cクラス



上級モデルと遜色ない質感を持つCクラスは、12.3インチメーターディスプレイに、縦型の11.9インチディスプレイを配置。A5は11.9インチ「アウディ・バーチャルコックピットプラス」に、14.5インチMMIタッチディスプレイで構成され、さらに、ダッシュボードに統合された10.9インチMMIパッセンジャーディスプレイをオプションで追加することもできる。
スペックはほぼ互角だが、「メルセデス・ベンツ」に乗るというステータスや上質感はCクラスだからこそ。「A5 TDI クワトロ 150kW」と「C220d スポーツ」の価格差は46万円。A5はアウディが誇る「quattro」AWDシステムによる高い走破性と安定性、5ドアハッチバックの利便性、さらには最新のインフォテイメントシステムを備えながらも、Cクラスを下まわるプライスタグを実現している。実に悩ましい選択だ。
車両本体価格
メルセデス・ベンツ C220d スポーツ 762万円
アウディ A5 TDI クワトロ 150kW 716万円

