第9回
CUSCO
GZEA14H GR Corolla

昨年の筑波スーパーバトルで59秒191をマークし見事分切りを達成したCUSCO GRカローラ。

純正ベースのハイフロータービンを1.75Lにスープアップしたエンジンで回し、モーテック制御でコントロールすることで前年比1秒以上の大幅タイムアップを成し遂げた。今年の参加は未定とのこと。

前回の模様はこちら

TIME      59.191

DRIVER  佐々木雅弘

CLASS   ストリートEVOクラス-レーシングラジアル-4WD

TIRE       POTENZA RE12-D TYPE A F&R:285/35R19

■車両重量 1356kg

■排気量 1746㏄

■ブースト 2.4㎏/㎠

■MoTeC

■ブースト 2.4㎏/㎠

■PWR&CUSCO ラジエーター/インタークーラー

■GROW×フジツボ マフラー

■ORC クラッチCUSCO仕様

■CUSCO L.S.D.(F:RS 1way R:1.5way)

■CUSCO TN-R(F:18kg/㎜ R:24kg/㎜)

■CUSCO ピロアッパーマウント(F&R)

■ENDLESS ブレーキパッド

■POTENZA RW007(F&R:19×10.5J 35)

■GR × GROW Design エアロパーツ(フロント/サイド/リアアンダー/リアウイング)

■BRIDE XERO-RSカーボン/BRIDE ZETA Ⅳ

ダートラ車で実績のある1746ccに排気量アップ

今回、クスコのGRカローラは排気量を1746㏄にアップしてきた。これはクスコが参戦しているダートトライアルのGRヤリスと同じ実績ある手法だ。

これまでも純正ベースのハイフロータービンを使っていたが、ノーマルの排気量ではタービンを回しきれなかった部分もあり、これでバランスが取れたという。前年に1分0秒545が出ていたので、今回59秒191まで詰められたのは、狙いが正しかったことを証明している。

足まわりはクスコのTN-Rでセッティングの変更はない。GRカローラはかなりフロント寄りの特性で、旋回性能もトラクションもFF車のようにフロントのグリップを稼ぐのがカギとのこと。L.S.D.もフロントを効かせて、前から引っ張る方向に仕上げている。「ラジアルで59秒はかなり速い」と佐々木雅弘も満足な仕上がり。


日本で唯一、モーテック制御のGRカローラ

ストロークアップで1746㏄に排気量アップ。ハイフロータービンとの組み合わせで、トルクフルで扱いやすい特性になった。GRカローラでは日本で唯一、モーテックで制御している。サスペンションはクスコのTN-R。減衰力2way調整タイプでセッティングの幅は広い。L.S.D.も含め、フロントグリップ最優先のセッティングだ。

この仕様でのメンテナンスは?

→トランスファーに気を遣う

「GRカローラのメンテで気を遣うのはトランスファー。オイル容量が少ないので、定期的なオイル交換が欠かせません。反対にリアデフなどはそれほどシビアではありません。エンジンオイルはモティーズで、これまでトラブルはありませんし、ミッション、デフオイルはクスコです。タイヤはフロントの摩耗に注意しましょう」(キャロッセ 恵美尚雅さん)

GRヤリス/GRカローラ/GR86/BRZ 高次元万能型チューニングのススメ CUSCO編「 充実のパーツラインアップ 選びるサスキットとL.S.D.」

ここでは改めて同社のサスキットとL.S.D.をクローズアップ。 フットワーク、ボディ、駆動系、エンジンなどパーツラインアップは多岐にわたる。 求めやすい価格設定も魅力で、チューナーのセッティングにより、扱いやすさとコストパフォーマンスの高さを引き出せるのも特徴だ。 Photos/池之平昌信,小林克好,宮越孝政 Text/塚本剛哲 本記事はレブスピード 2026年1月号からの抜粋です。


■キャロッセ  
TEL027-352-3578 https://www.cusco.co.jp/