LEXUS IS
2026年1月にビッグマイナーチェンジを実施

2026年1月にマイナーチェンジを受けた「レクサス IS」は、フェイスリフトをはじめとした外観の刷新、インパネやセンターコンソール、メーターやフロントドアトリム、センターディスプレイの意匠変更など大がかりな変更になっている。パワートレインは、2.5リッター直列4気筒+モーターのハイブリッド(IS 300h)のみ。グレードは素の「IS300h」「“version L”」「“F SPORT”」特別仕様車の「“F SPORT Mode Black Ⅴ”」。なお、ガソリン車の生産は2025年11月で終了した。

撮影車両は、スポーティグレードの「IS300h“F SPORT”」で車両本体価格は635万円。総額47万800円のオプションが付いていて、“F SPORT”レッドブレーキキャリパー(フロントLEXUSロゴ)、三眼フルLEDヘッドランプ(ロー/ハイビーム)&LEDフロントターンシグナルランプ、“マークレビンソン”プレミアムサウンドシステム、寒冷地仕様(LEDリヤフォグランプ、ヘッドランプクリーナー、ウインドシールドデアイサーなど)、アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/ラゲッジルーム内)&外部給電アタッチメントを含めると、オプション込み価格の車両価格は682万800円に達する。
“F SPORT”のフロントシート

シートは“F SPORT”L tex スポーツシートで、運転席にポジションメモリー、運転席と助手席にベンチレーション機能も付く。なお、前席両側のシートヒーターは全車標準だ。
このスポーツシートは合皮だが、本革に近い風合い、触感を備えている。シート形状は見た目ほどタイトではなく横方向の余裕もあるが、運転席はランバーサポートにより腰まわりの調整が可能。好みに応じてフィット感と快適性の調整ができる。乗降性と快適性、ホールド性のバランスに優れている。

運転席の調整は、座面横のレバーやスイッチ(ランバーサポートは後方の丸い操作部)を使う。オーソドックスな配置と操作性で、初めてでも迷わず操作できる。運転席のポジションメモリーは、インナードアハンドル横にあるスイッチを使う。SETボタンを押しながらか、SETスイッチを押して3秒以内に1〜3のうち、登録したいスイッチをブザーがなるまで押せばセット完了となる。
前後席の広さや座り心地

前席はスポーツセダンらしく、足を投げ出すように座らせるが、先述したようにシート自体のフォールド性はタイト過ぎず、ロングドライブでも疲れを誘わないはずだ。後席はヘッドクリアランスは若干タイトだが、レッグスペースには余裕がある。ただし、全高が限られるスポーツセダンということもあってか、座面から前席前端部までの高さ(ヒール段差)は低めだ。それでも前席下につま先が入るため、姿勢はそれほど窮屈にはならない。

フロントドアには、ドアミラーの調整と格納スイッチ、ドアロック、ウインドウスイッチを用意。もちろん、オート電動格納式で、広角・運転席自動防眩、鏡面リバース連動ラストメモリー付チルトダウン、メモリー、ヒーター付と機能は盛りだくさんだ。

リヤウインドウデフォッガーを作動させると、ミラーヒーターが同時に作動し、曇りを取ることができる。さらに、インナーミラーの自動防眩機能に連動して防眩機能が作動するなど、ドライバーの手間も抑制している。
ポケッテリアはやや少なめだが、必要な装備を用意

フロントドア下には、ペットボトルなどのフタ付の飲み物に対応するドリンクホルダーと横長のドアポケットを配置。なお、ドリンクホルダーはセンターコンソールにも用意している。後席のドリンクホルダー(2本分)は、中央背もたれ部を前倒しするリヤセンターアームレストに格納式を配している。

そのほかの収納スペースでは、助手席前のグローブボックスは、リッドの右上(センターディスプレイ左下)にあるボタンを押すとロックが解除される。メカニカルキーでの施錠、解錠も可能だ。内部にはランプと取り外し可能な仕切り板も備わる。前席左右間には、アームレスト(リッド)付センターコンソールボックスも用意。内部にはレスキューギアと12V/120Wのアクセサリーコンセントが配されていた。

前席用としてインパネ中央下にUSB-Cソケットを2つ(通信用、充電用)配置し、後席用としてセンターコンソール最後端部(後席中央足元)に充電用のUSB-Cソケットを標準装備する。前席背もたれ裏には、一般的なシートバックポケットも備わる。
ハイブリッド専用車になりトランク容量は小さめ

トランクの開閉は、インパネ右下にあるトランクオープナーやスマートエントリー&スタートシステム(電子キーを携帯してトランクスイッチを押す)のほか、ワイヤレスリモコンでも可能だ。
通常時のトランク容量は、アクセサリーコンセント非装着車が342L、アクセサリーコンセント装着車が293Lと後者は85%程度とやや狭くなる。前者は9インチのゴルフバッグが2つ、後者はひとつまで積載できる。

後席の背もたれを前倒しすると大きめの段差が残ってしまう。荷物固定用フックやフックを使って固定できるラゲッジマット、床下に小さめだがラゲッジアンダートレーも備わる。
最新型レクサス ISは、インパネまわりの操作系、表示系がフルモデルチェンジ並みの大幅刷新となったが、シートや収納などの形状や操作性はオーソドックスで、操作に迷うことは少ないだろう。
