BMW X1 sDrive20i
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Audi Q2 35 TDI quattro

扱いやすいサイズのエントリーSUV

2022年に現行モデルが登場した「BMW X1」は、ひと目でBMWだと分かる塊感のあるスタイルに十分な室内空間を確保し、フル電動、ディーゼル、ガソリンなど豊富なパワートレインを展開する。高いアイポイントとBMWらしい走行性能は、日本市場でも高い評価を得ている。

アウディのSUV/クロスオーバーシリーズで最もコンパクトな「Q2」は2017年に日本デビュー。2024年にマイナーチェンジを行った。フォルクスワーゲン・グループ共通の「MQB」プラットフォームをベースに、大型シングルフレームグリルを中心に配置したクリーンなエクステリアが特徴となる。今回はエントリー仕様の「X1 sDrive20i original」と、「Q2 35 TDI quattro」を比較する。

ボディサイズはX1がQ2より全長で300mm、ホイールベースで95mmも長く、SUVらしい存在感に加えて、余裕を持った室内空間や荷室容量が確保された。一方、Q2はコンパクトなサイズを活かし、狭い都市部や立体駐車場などでの扱いやすさが光る。

BMW X1 sDrive20i original

ボディサイズ=全長4500mm×全幅1835mm×全高1645mm
ホイールベース=2690mm
車両重量=1580kg
タイヤサイズ=205/65R17

アウディ Q2 35 TDI quattro advanced

ボディサイズ=全長4200mm×全幅1795mm×全高1530mm
ホイールベース=2595mm
車両重量=1540kg
タイヤサイズ=215/55R17

ディーゼルに「quattro」の組み合わせ

「X1 sDrive18i」は、最高出力156PS、最大トルク240Nmを発揮する1.5リッター直列3気筒ガソリンターボを搭載。「Q2 35 TDI」は、最高出力150PSの2.0リッター直列4気筒TDIクリーンディーゼルターボに、全輪駆動システム「quattro」が組み合わせられる。

BMW X1 sDrive20i original

エンジン形式=直列3気筒ガソリンターボ
排気量=1498cc
最高出力=156PS/5000rpm
最大トルク=240Nm/1500〜4600rpm
トランスミッション=7速DCT
駆動方式=FWD

アウディ Q2 35 TDI quattro advanced

エンジン形式=直列4気筒ディーゼルターボ
排気量=1968cc
最高出力=150PS/3000〜4200rpm
最大トルク=360Nm/1600〜2750rpm
トランスミッション=7速Sトロニック(DCT)
駆動方式=AWD

優れたコストパフォーマンス

X1のコクピットは、10.25インチメーターディスプレイと10.7インチインフォテインメントディスプレイを並列配置した「BMWカーブドディスプレイ」を搭載。Q2は2024年に導入された改良新型から、最新仕様のインフォテイメントシステム「MIB3」を採用し、メーターナセル内に12.3インチアウディバーチャルコックピット、ダッシュボードに8.8インチタッチスクリーンがレイアウトされる。

X1は、Q2よりひとまわり大きなボディを生かし、後席の居住性や荷室の使い勝手というアドバンテージを握る。BMWらしい乗り味を楽しみながら、日常の移動だけでなく、レジャーなどの幅広い用途を1台でカバーしたい人にとって、X1は有力な選択肢となるはずだ。

前述のように日常域での使い勝手を考えると、コンパクトなQ2のメリットも小さくない。都市部の狭い路地やスーパーの駐車場での扱いやすさ、タワーパーキングに駐車できることも大きな魅力となる。また、「quattro」全輪駆動システムは、高速道路や雨天時のドライブで安心感をもたらしてくれるだろう。

価格面に目を移すと、装備を絞った廉価グレードとして導入された「X1 sDrive20i original」は525万円を掲げる。だが、「Q2 35 TDI quattro」は、60万円以上リーズナブルな473万円というプライスタグを掲げ、全輪駆動ということを考えれば、Q2のコストパフォーマンスの高さは、もっと注目されるべきかもしれない。

車両本体価格

BMW X1 X1 sDrive20i original 525万円
アウディ Q2 35 TDI quattro advanced  473万円

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