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今日は何の日?■LFAニュルパッケージのニュルブルクリンクでの公式ラップタイム発表

2011年(平成23)年9月7日、トヨタはニュルブルクリンク北コースにおいて「レクサスLFA・ニュルパッケージ」のテスト走行を8月31日に実施したと発表した。レクサスLFA・ニュルパッケージは、2011年12月から生産が始まった限定500台のスーパースポーツ「レクサスLFA」のサーキット走行用のスペシャルバージョンで、こちらは50台限定で発売された。
日本製唯一の本格スーパーカー、レクサスLFA

2000年から開発が始まった「レクサス LFA」が目指したのは、欧州のフェラーリやランボルギーニのような本格的なスーパーカーに真っ向勝負できる、世界に通用するスーパーカーを作ることだった。LFAは、トヨタグループのヤマハ発動機やアイシンエイアイ、アイシン精機、豊田自動織機などの協力のもと、スーパーカーに必要な最先端技術がすべて投入された。

長い開発期間を経て、レクサスLFAは2009年の東京モーターショーで衝撃のデビューを飾った。軽量強靭なCFRP 製モノコックシャシーに、ヤマハ発動機と共同開発した4.8L V型10気筒エンジンをフロントミッドシップ。エンジンは、市販車として当時国内最強の最高出力560ps/8700rpm、最大トルク48.9kgm/6800rpmを発揮し、強力な出力は6速ASG(自動MT)を経てディファレンシャルと一体化されたトランスアクスルを介して後輪を駆動した。


サスペンションは、フロントがダブルウィッシュボーン、リアがマルチリンク式で車高調整ショックアブソーバーを備え、ブレーキはカーボンセラミック製ディスクブレーキを採用。高性能エンジンを搭載したLFAの動力性能は、アイドルから9000rpmまで0.6秒で吹き上がり、0-100km/h加速はわずか3.7秒、最高速度は325km/hに達した。


日本での車両価格は3750万円で、2011年11月に世界限定500台でラインオフした。
ニュル挑戦で技術を磨いたスーパースポーツLFA

「レクサスLFA」は、量産の前から開発の一環としてニュルでの走行に挑戦した。始めてニュルに挑戦したのは、2008年5月に開催されたニュル24時間耐久レースである。24時間耐久レースという過酷なモータースポーツの場での挑戦を通じて開発車両を鍛え、開発にフィードバックすることを目的に参戦したのだ。参戦車両は、試作車ベースでまだ本格的なレース用車両ではなかったが、レース対応のための安全装備(ロールケージ、燃料タンクなど)が採用された。

翌2009年5月にもニュル24時間耐久レースに参戦。この時の参戦車両は、商品化を視野に開発を進めていたLFA試作車をベースに、レース対応のための安全装備(ロールケージ、燃料タンクなど)と各種スポイラーの空力パーツを付加。エンジン、駆動系、ボディ骨格などは大きく変更していないが、コースに合わせたチューニングの変更を施し、戦闘力アップが図られた。
そして、その年2009年10月の第41回東京モーターショーで「レクサスLFA」プロトタイプを世界に向けて発表。一方で、レース仕様の「LFA・ニュルパッケージ」の試作車も出来上がり、2010年にはプリプロトタイプでニュルを走行した。
LFAニュルパッケージで公式タイム7分14秒64を記録

2011年には、量産車仕様の「レクサスFLA・ニュルパッケージ」プロトが完成し、同年8月31日にニュル北コースで走行、この時の公式ラップタイム7分14秒64が9月のこの日に発表された。
レクサスLFA・ニュルパッケージは、標準仕様のLFAから、さらにサーキット走行に軸足を置いた各種仕様に変更。標準仕様に対して、CFRP(カーボン繊維強化樹脂)製のフロントスポイラーや固定式リアウイング、専用フロントスポイラー、専用サイドスカートなどにより空力性能を向上。その他にも、専用チューニングのサスペンションやホイールで優れた操縦安定性も実現された。

また、エンジンについてはフリクションロスなどの低減によって、最高出力は標準車560psに対して571psに向上。レクサスLFA・パッケージの車両価格は、標準LFAより750万円程度高い約4500万円で、標準LFAの500台とは別枠で50台が限定販売された。日本への割り当ては少なく、数台レベルとされている。
また、2012年5月のニュル24時間耐久レースでは、「GAZOO RACING LFA」がクラス優勝を飾った。
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ドイツのニュルブルクリンクサーキットの北コースは、1周20.8kmで一般的なサーキットとは異なり、170を超えるコーナーがある標高差300mのワインディングロードで、世界有数の過酷なサーキットとされている。世界の高性能モデルは、この北コースでタイムアタックを行ない、走りに磨きをかけて完成度を上げるのが通例なのだ。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。




