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今日は何の日?■初代の魅力をさらに高めた2代目CR-V

2001年(平成13)年9月18日、ホンダは1995年10月の発売以来、世界累計100万台以上を販売し、乗用車の快適性をもつ都会派SUVとして人気を博した「CR-V」の2代目を発表した。発売は9月20日から始まり、初代のすべてをブラッシュアップすることを目指して開発された。
街乗りからレジャーまで気軽に使える都会派SUVのCR-V

1995年10月にデビューした初代「CR-V」は、“Comfortable(快適な)/Runabout(自由に走り回る)/Vehicle(車)”のイニシャルを取ってネーミングされた。その開発コンセプトは、セダンのもつ爽快な走りや快適な乗り心地とワゴン並みのスペースユーティリティ、そしてオフローダーの持つ悪路走破性を実現することだった。

スタイリングは、“トレッキングシューズ”をイメージして全体のフォルムが構成。インテリアについては、フラットフロアとセンターウォークスルー機能、多彩なシートアレンジ、テイクアウトテーブルなどの設定によって、SUVらしい利便性が実現された。

パワートレーンは、新開発の最高出力130ps/最大トルク19.0kgmを発揮する2.0L 直4 DOHCエンジンと4速ATの組み合わせ。駆動方式は、ホンダが独自に開発したデュアルポンプ式のフルタイム4WDが採用された。
CR-Vは、廉価仕様と標準仕様のシンプルな2グレードで構成。車両価格は、172万円(廉価仕様)/198万円(標準仕様)に設定。当時の大卒初任給は19.4万円程度(現在は約23万円)だったので、単純計算では現在の価値で約204万円/235万円に相当する。

乗用車感覚で扱いやすいCR-Vは、トヨタ「RAV4」とともにコンパクトな都会派クロスオーバーSUVという新たなジャンルを開拓して大ヒットした。
キープコンセプトでブラッシュアップを図った2代目CR-V

始めてモデルチェンジした2代目「CR-V」は、2001年9月のこの日に発表され、同月20日から発売された。都会派SUVとしてヒットした初代のコンセプトを継承し、扱いやすさと快適さを重視してブラッシュアップが図られた。


全長は、初代より25mm短く、全幅は30mmワイドとなり、さらにグローバルプラットフォームの採用による低床化とショートノーズによって室内空間が広くなった。また、横開きのバックドアはワンタッチ式になり利便性が向上した。
スタイリングは、やや釣り目になったフロントランプ形状や下に長く伸びたリアコンビネーションランプなどが先代と異なるが、デザインコンセプトも初代から受け継がれた。インテリアは、コラムシフト、インパネに配置されるパーキングブレーキを引き続き採用して前後の足元をすっきりし、前後席ウォークスルーも受け継がれた。

パワートレーンは、最高出力158ps/最大トルク19.4kgmを発揮するVTEC(可変バルブタイミング機構)とVTC(連続可変位相機構)を組み合わせたi-VTECを採用した2.0L 直4 DOHCと、4速ATおよび5速MTの組み合わせ。駆動方式は、フルタイム4WDに加えてFFも選べた。

2代目には、テールゲートにスペアタイヤを装着したアクティブなイメージの「パフォーマ」と、ボディ同色のバンパーを採用した都会的なイメージの「フルマーク」の2タイプが用意され、ユーザーの嗜好に合わせた選択が可能となった。
車両価格は、190.3万~214.8万円(パフォーマ)/187.8万~219.8万円(フルマーク)に設定。2代目CR-Vもキープコンセプトで人気を獲得したが、初代ほどの勢いはなくなった。
その後3代目、4代目、5代目と続いたが、人気は右肩下がりに
その後、「CR-V」は2006年10月に3代目にモデルチェンジ。プラットフォームを刷新、角ばったボディから丸みを帯びた重量感のあるデザインとなり、欧米を意識してミディアムサイズのクロスオーバーSUVに変貌した。
4代目は、2011年11月にデビュー。若干コンパクト・軽量化されてスタイリングもシャープに変貌し、FF車には2.0Lエンジンを復活させ、CVTと組み合わせることで低燃費を実現したが、2016年にCR-Vはいったん国内の販売を休止した。

2018年8月に、5代目となるCR-Vのガソリン車、11月にはハイブリッド車が復活した。先代より最低地上高を40mm上げ、ホイールベースも延長。さらにワイドトレッド化と大きく張り出した前後フェンダーにより、SUVならではの力強さをアピールした。

進化を続け、グローバルモデルとして海外では人気を獲得したCR-Vだったが、日本ではコンパクトSUVが人気を獲得、やや大きめのCR-Vは厳しい販売を強いられた。これを受け、CR-Vは2022年8月に国内販売を終了した。
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ちなみに、2024年7月には燃料電池車「CR-V e:FCEV」としてCR-Vの名が復活したが、限定されたリース販売なので実験車的な意味合いが強い。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。





