ギャラガー兄弟は“運転”しない?

『オアシス:ドント・ルック・バック・イン・アンガー』は、オアシスのメインボーカル、リアム・ギャラガーと、メインソングライターのノエル・ギャラガーの兄弟による伝説の再結成ツアー「Oasis Live ‘25」に密着し、近年もっとも注目を集めたロックバンドのカムバックを描くライブ・ドキュメンタリー作品。ここ日本でも10月に東京ドームで2日間・約10万人を動員し、社会現象的な「オアシス・フィーバー」を巻き起こした伝説のワールド・ツアーを、劇場で追体験することができます。
さらに、リハーサルやステージ上だけでなく、バックステージの様子や、20年ぶりに実現したノエルとリアムの合同インタビューも収録。世界規模で完売となったツアーの舞台裏や、オアシスの音楽が多くの人々や世代に与えた深い影響、世代を超えて愛される彼らの音楽の意味に迫る、未公開映像や独占映像も満載の作品となっています。
英マンチェスターの労働者階級出身、ノエルとリアムのギャラガー兄弟を中心に1991年に結成されたオアシス。1994年のデビューアルバムが即大ヒットし、日本でも50万枚弱の売上を記録するなど、90~00年代を代表するモンスターバンドと呼ぶべき存在でした。そんなオアシスも、ギャラガー兄弟の不仲を理由に2009年に解散してしまいます。
それから15年ぶりに奇跡の再結成を果たすことになるわけですが、その間にもギャラガー兄弟の“歯に衣着せぬ無頼漢”なパブリックイメージは強固になっていきました。地元で古い英国車をブイブイ走らせていそうな兄弟ですが……じつは二人とも運転免許を持っていません。これには、早くに人気が出てしまったため取得を諦めたとか、事故を起こすリスクを避けるため(そもそも自走する必要がない)だとか、スターゆえの複雑な理由があるようです。

とはいえ当然ながら車は所有していて、ノエルの愛車は1967年型のジャガー・マーク2。しかもドロップヘッド、つまりオープンカー仕様というコダワリのカスタム車。ところがノエルは納車までの間にオーダーしたことすら忘れていたようで、ほとんど乗ることがないまま売却。その後はレンジローバーに運転手付きで乗っているようです。
かたや弟リアムは90年代後半に、かつて飛行機を製造していたブリストル社のクライスラー製V8エンジンを搭載したブリストル603(1981年製)を所有。こちらも後に売却され、つい最近まで高級クラシックカーを扱う小売店で販売されていたようです。ことあるごとに衝突していたノエルとリアムですが、無免許主義や車の好みなどには、やはり兄弟らしい共通点が垣間見えますね。
『オアシス:ドント・ルック・バック・イン・アンガー』公式サイト
