Volkswagen ID.3 GTI
600kmを超える最大航続距離

「フォルクスワーゲン ID.3 GTI」のベースとなったのは、ID.3の改良新型として登場した「ID.3 ネオ」。リヤアクスルに一体化された電動モーターには、容量79kWhのリチウムイオンバッテリーから電力が供給され、601kmの最大航続距離が確保される。
最高出力326PS、最大トルク545Nmを発揮し、最高速度は電子リミッターにより200km/hに制限される。標準装備のローンチコントロールにより、0-100km/h加速は5.6秒という俊足を誇る。
新たに導入された「マルチファンクション・スポーツステアリングホイール」の6時位置に組み込まれたイルミネーション付き「GTI」ボタンを押すと、専用ドライビングプロファイル「GTI」が起動。「GTI」モードでは、モーターのパワーデリバリー、ステアリング、アダプティブDCCスポーツシャシーなど、駆動系とシャシーに関するすべてのパラメーターが最大限スポーティな設定へと変更される。
同時にローンチコントロールも作動可能になり、アンビエントライトはレッドに固定。ライトが短時間赤く点滅し、デジタルコクピットの画面も「GTI」モードへ切り替わる。デジタルメーターのセンターには、速度計を統合したパワー表示が大きく表示され、室内には内燃エンジンのサウンドが響き渡る。
「GTI」をアピールするエクステリア

ID.3 GTIのスポーティなエクステリアは、ID.3 ネオをベースに、これまでの歴代GTIが受け継いできたディテールが随所に盛り込まれた。フロントセクションには、新たに導入された「IQ.ライト」LEDマトリクスヘッドライトを配置。左右ヘッドライトをイルミネーション付き「VW」ロゴを備えたクリア仕様のLEDライトストリップがつなぐ。
LEDライトストリップ上部には、すべてのGTIに共通するレッドストライプが組み込まれた。これは1976年に登場した初代ゴルフの赤いラジエーターグリルフレームに由来する。バンパー左右にレイアウトされたLEDエレメントは、GTIの新たな識別ポイントとして導入された。
バンパー下部には、ハイグロスブラックのハニカムエアインテークグリルを配置。ドアミラーカバーとサイドシルは、GTIらしくハイグロスブラックで仕上げられた。足元には新デザインのヴェルターゼー・20インチアルミホイールが奢られる。オーストリアのヴェルターゼーで開催されてきた伝説的なGTIミーティングへのオマージュとして、このデザインが採用されたという。
ボディカラーは、「トルネードレッド」「ムーンストーングレー」「スケールシルバーメタリック」「グレナディラブラックメタリック」「グレイシャーホワイトメタリック」の5色を展開。トルネードレッドは、初代ゴルフ GTIの後期型から投入された、伝統的なGTIカラーとなる。
レッドとブラックのアクセントカラー

ID.3 GTIのコクピットは、ベースモデルのID.3 ネオから導入された新開発のインテリアがベース。人間工学の観点からレイアウトが再考され、技術面でも大幅にアップデートされた。新たに大型化された10.25インチデジタルコクピットと、新世代「Innovision」インフォテインメントシステムを内蔵する12.9インチタッチディスプレイが並列配置される。
インフォテインメントディスプレイ下部には、ハザードランプスイッチとエアコン用スイッチを新設。その隣にはセンターコンソールを配置し、音量調整や曲・チャンネルの切り替えに使用できる実用的なロータリーノブが備えられた。
ブラックとレッドを印象的に採り入れたインテリアは、トリムやシートデザインなどにGTI専用エレメントを採用。ダッシュボードには、GTIを象徴するレッドストライプが車幅いっぱいを貫く。マルチファンクション・スポーツステアリングホイールには、12時位置にレッドのマーカーが配置された。
前後シートのGTIパターンは、1976年に登場した初代ゴルフ GTIのシートに用いられたタータンチェック柄を新たに解釈したデザインが採用されている。


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