「スポーツコンセプト」新型の出展は確実。「インプレッサWRX STI」の再来か

2025年10月30日(木)〜11月9日(日)まで、東京ビッグサイトにて開催される「ジャパンモビリティショー2025」だが、日本初公開、あるいは世界初公開が期待されるスバル注目のモデルを紹介しよう。

スバル スポーツコンセプト ティザーイメージ

スバルは6月1日、スーパー耐久・富士24時間レースの会見で、JMS2025で新開発エンジンや、新型モデルの発表を示唆していたが、そのワールドプレミアとなる「スポーツコンセプト」新型が、スバルブースの主役となりそうだ。

スバル トレイルシーカー

公開されているティザーイメージは、大型リヤスポイラーを装着したハッチバックのようで、張り出したフェンダーなどから、「インプレッサWRX STI」の再来とも伝えられている。それ以上の情報はないが、新開発の水平対向エンジンなどが予想される。

また、4月の「ニューヨークモーターショー2025」でワールドプレミアされた、新型電気SUV「トレイルシーカー」の日本初公開も予想される。SUBARUグローバルバッテリーEVラインアップ第2弾となる新型「トレイルシーカー」は、バッテリーEVならではの走行性能と、クロスオーバーユーティリティビークルとしての実用性を高い次元で両立しているモデルだ。

日本導入は正式発表されていないが、スクープ班では、2026年4月にも発売される可能性があるとの情報を入手しており、それが事実なら、お披露目する絶好の場といえそうだ。

レヴォーグ次期型コンセプトに期待!

そしてスクープ班がひそかに期待を寄せるのが、「レヴォーグ」次期型コンセプトだ。

次期型のハイライトは、「S:HEV」ストロングハイブリッドシステムの搭載だ。このシステムは、トヨタ「THS」(トヨタ・ハイブリッド・システム)とスバル独自の4WD技術を融合させ、現行の1.8Lガソリンターボエンジンより、約43%の燃費向上と静粛性、走行性能も大幅にグレードアップするシステムで、すでに新型「フォレスター」にも採用され高評価を得ている。

パワートレーンのラインアップは、エントリーモデルに1.8L水平対向4気筒ターボエンジンを提供するほか、遅れて2.4L水平対向4気筒ターボエンジンの導入も予想される。そして注目のS:HEVハイブリッドは、最高出力160psを発揮する2.5L水平対向4気筒ガソリンエンジン+最高出力119.6psを発揮する電気モーターを搭載、コーナリング性能などあらゆるシーンでの走行性の向上が期待できる。