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創業時から変わらない「クスコクオリティ」
クスコブランドで様々なスバル車用パーツを展開しているキャロッセが2027年の創業50周年を迎えるにあたり、今年のオートサロンで3台のスバル車を展示。鮮やかなブルーで統一されたマシンが注目を集めた。そこには同社が長年培ってきたスバル車への深い思いが込められている。
1977年、群馬県のラリーショップとしてスタートしたキャロッセ。創業者である加勢裕二氏が自身のラリー活動を通じて感じた「必要なパーツを自分たちで作る」という発想から、同社の歴史は始まった。壊れやすいパーツや満足できない性能の部品に直面したとき「それなら自分たちで作ってしまおう」という発想が生まれ、やがてメーカーへと成長していく。ピロアッパーマウントや1WAY LSDなど、今では当たり前となったパーツも、同社が先駆けて開発したものだった。
こうしたものづくりの根底にあるのが〝クスコクオリティ〟だ。「自分たちが必要とするものを、自分たちが使って満足する品質で作る」。この理念は創業当時から変わらず受け継がれている。実際、同社では現在もモータースポーツ活動を積極的に行い、競技の現場で得たノウハウを製品開発へとフィードバックしている。今回のオートサロンでスバル車を前面に打ち出したのもそうした背景がある。長瀬 努代表は次のように語る。
「新型車のラインアップが多いこともあって、最近はGR車のパーツを手掛けることが増えていて、スバル色が少し薄くなっているように見えてしまうかなと感じていました。だからこそ、スバルへの想いは今も変わっていないというメッセージを伝えたかったのです」。
展示車をブルーに統一したのもその象徴的な演出だ。もともと手元にあった車両のカラーをあえて揃え直すなど、その想いを形にしていった。長年スバル車に携わってきた同社にとって、その存在は特別なものだ。50周年という節目を迎える今、キャロッセは改めてスバルとの歩みを振り返りながら、次の時代へ向けた挑戦を続けていく。





キャロッセ 長瀬 努 代表
創業50周年を迎えるにあたり今年のオートサロンでは3台のデモカーを並べました。微力ながらスバルを応援して業界を盛り上げていきたいという思いもあります。実はBRZ以外はホワイトでしたが、展示にあたりブルーのラッピングを施しました。やっぱり青が似合いますよね。

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