ALFA ROMEO GIULIA QUADRIFOGLIO

最大140kgのダウンフォースを発生

開発テストはアルファロメオ伝統の「バロッコ・プルービンググラウンド」で行われた。
開発テストはアルファロメオ伝統の「バロッコ・プルービンググラウンド」で行われた。

テストが行われたバロッコ・プルービンググラウンドは、1962年以来、アルファロメオの高性能モデルやF1マシンを含むレーシングカーの開発を担ってきた施設だ。今回の「ジュリア クアドリフォリオ ルナロッサ」も、この象徴的なコースで最終的なセッティングが進められた。 開発においては流体力学を活用したコンピューターシミュレーションと実走行テストを組み合わせ、空力性能や車両挙動を煮詰めていったという。

専用開発のエアロパーツが基準車の5倍のダウンフォースを発生する。
専用開発のエアロパーツが基準車の5倍のダウンフォースを発生する。

ジュリア クアドリフォリオ ルナロッサは、アルファロメオのパーソナライゼーションプログラム「BOTTEGAFUORISERIE」から誕生したモデルであり、ルナロッサとのコラボによる初の市販車でもある。この特別仕様車の大きな特徴は、空力性能を徹底的に高めた専用カーボンファイバー製エアロキットだ。フロントバンパーの追加エレメント、ボディ下面のプロファイル、専用サイドスカート、大型リヤウイングなどによって、標準仕様のクアドリフォリオと比べ最大5倍のダウンフォースを発生するという。

アルファロメオは、このモデルを「これまでで最も空力効率に優れたクアドリフォリオ」と説明しており、300km/hでの走行時に発生するダウンフォースは最大140kgに達する。

アメリカズカップ艇をモチーフにした専用デザイン

インテリアにはヨットレースから着想を得た演出が施されている。
インテリアにはヨットレースから着想を得た演出が施されている。

エクステリアには、2024年にバルセロナで行われた第37回アメリカズカップに参戦した「AC75 ルナロッサ艇」から着想を得た専用カラーリングを採用。虹のような光沢のボディカラーに加え、ボンネットやルーフ、リアセクションをブラックとグレーのツートーンとしてボディラインを際立たせている。

インテリアでは、Sparco製シートにヨットクルーが着用する「PFD(Personal Flotation Device)」から着想を得たグラフィックやテクスチャーを採用。ダッシュボードには、実際のセイル素材を用いた専用パネルが組み込まれており、セーリング競技との結びつきを表現している。

サルデーニャでのプレレガッタにも登場予定

「赤い月」を意味する "Luna Rossa"。
「赤い月」を意味する “Luna Rossa”。

このジュリア クアドリフォリオ ルナロッサは、5月21日から24日にかけてイタリアのカリアリで開催される「Preliminary Regatta Sardinia」に展示される予定だ。この競技はアメリカズカップへ向けたプレイベントとして開催され、ルナロッサチームは2艇のAC40フォイリング艇で参戦する。

アルファ ロメオの「感動と高性能」を象徴する「クアドリフォリオ」モデルの受注を欧州で再開。ジュリアとステルヴィオに設定。

アルファロメオが欧州で最高峰グレード「クアドリフォリオ」の受注再開「2027年まで販売を延長」

アルファロメオは、ジュリアおよびステルヴィオの高性能モデル「クアドリフォリオ」の受注を2026年3月から欧州で再開する。現行モデルの生産を2027年まで延長する戦略の一環で、520馬力の2.9リッターV6エンジンや軽量素材の採用など、ブランドのスポーツ性を体現する仕様が特徴だ。四葉のクローバーのエンブレムを掲げる象徴的モデルが、再び市場に戻る。