Defender OCTA
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Range Rover Sport SV
同一エンジンを搭載するパフォーマンスSUV




2019年に発表された現行「ディフェンダー」は、頑強なアルミニウム製モノコック「D7xアーキテクチャー」をベースに「90」「110」「130」という3種類のボディタイプを展開。2024年、ラインナップの中心として人気を集める5ドアボディの「110」に、強力な4.4リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載した「OCTA」を設定した。
「レンジローバースポーツ SV」は、4.4リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、カーボンファイバーを贅沢に奢った専用の内外装を導入したレンジローバースポーツのパフォーマンス仕様。2024年に「EDITION ONE」として限定75台が日本市場で販売され、2025年は「EDITION TWO」が95台限定で投入されている。
同じパワーユニットを搭載する2台だが、全長はレンジローバースポーツ SVが30mm、ホイールベースはディフェンダー OCTAが20mm長い。車高に関してはオフロードよりもオンロードを重視するレンジローバースポーツ SVが185mmも低く、SUVでありながらもスポーティなスタンスを手にしている。
ディフェンダー OCTA
ボディサイズ=全長4940mm×全幅2065mm×全高2000mm
ホイールベース=3020mm
車両重量=2510kg
タイヤサイズ=275/50R22
レンジローバースポーツ SV
ボディサイズ=全長4970mm×全幅2025mm×全高1815mm
ホイールベース=3000mm
車両重量=2560kg
タイヤサイズ=285/40R23(前)、305/35R23(後)
BMW由来の4.4リッターV8ターボを搭載




ディフェンダー OCTAとレンジローバースポーツ SVは、どちらもBMW由来の4.4リッターV型8気筒ガソリンツインターボを搭載し、ともに48Vマイルドハイブリッドシステムが組み合わせられる。最高出力635PS、最大トルク750Nmというスペックも同値だ。車両重量が50kgほど重いレンジローバースポーツ SVだが、低い車高とエアロダイナミクスに優れたボディ形状もあり、最高速と0-100km/h加速でディフェンダー OCTAを上まわっている。
ディフェンダー OCTA
エンジン形式=V型8気筒ツインターボ+マイルドハイブリッド
排気量=4394cc
最高出力=635PS/6000〜7000rpm
最大トルク=750Nm/1800〜5855rpm
トランスミッション=8速AT
駆動方式=AWD
最高速度=250km/h
0-100km/h加速=4.0秒
レンジローバースポーツ SV
エンジン形式=V型8気筒ツインターボ+マイルドハイブリッド
排気量=4394cc
最高出力=635PS/6000〜7000rpm
最大トルク=750Nm/1800〜5855rpm
トランスミッション=8速AT
駆動方式=AWD
最高速度=266km/h
0-100km/h加速=3.9秒
重視する場面がオフロードかオンロードか




ディフェンダーシリーズ共通のコクピットは、12.3インチインタラクティブドライバーディスプレイに、センターコンソールには13.1インチ・タッチスクリーンをフローティング配置。レンジローバースポーツ SVも13.1インチタッチスクリーンをセンターに配置し、物理スイッチやトリム類などを廃したミニマルなインテリアが特徴となる。
ディフェンダー OCTAは、ディフェンダーの優れた悪路走破性をさらに高次元へと引き上げ、拡大されたトレッドにより岩場や砂地、高速グラベルでも圧倒的な走破力を発揮する。オンロード性能も向上しているが、あくまでオフロードでこそ進化を発揮。アウトドアやロングドライブを楽しみ、どこへでも行ける万能性を重視するユーザーにオススメしたい。
一方、レンジローバースポーツ SVは、オンロードでのスポーツ性能を最優先に開発。引き締められたサスペンションはロールやピッチを徹底的に抑え込み、約2.5トンの車重を感じさせない俊敏なハンドリングを実現した。軽量化技術も徹底され、SUVでありながらもスポーツカーのようなドライビングを楽しむこことができる。
価格差は100万円強。快適性や装備内容、パワーユニットの性能にも違いはない。両車のキャラクターを分けるのはその性能を発揮する舞台となる。悪路走破性を重視するならディフェンダー OCTA、オンロードでの運動性能や洗練性を求めるならレンジローバースポーツ SVが、その期待に応えてくれるだろう。
車両本体価格
ディフェンダー OCTA 2190万円
レンジローバースポーツ SV 2318万円

