BMW iX3 50 xDrive
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Mercedes-Benz GLC 400 4MATIC electric
同じタイミングでフルモデルチェンジした2台




2026年7月、BMWは「ノイエ・クラッセ」第1弾モデルとして開発された「iX3」の日本販売をスタートした。BMWの最新デザインランゲージ、第6世代フル電動パワートレイン「BMW eDrive」、円筒形セルを含む高電圧バッテリーを搭載。日本市場には前後アクスルにモーターを搭載した「iX3 50 xDrive」が導入される。
メルセデス・ベンツは2025年9月、内燃機関(ICE)を搭載する2代目「GLC」とは独立したモデルとして、「EQC」の後継にあたる新型フル電動SUV「GLC」を発表。BEV専用アーキテクチャー「MB.EA」を採用し、大型クロームグリルやスリーポインテッドスターをモチーフとしたヘッドライトなど、最新のメルセデス・デザインを採り入れたスタイリングが特徴となる。
今回は「iX3 50 xDrive」と、2026年春から欧州で販売をスタートした、2モーター仕様の「GLC 400 4MATIC エレクトリック」を比較。ボディサイズは伸びやかなフォルムのGLCが、全長で65mm、ホイールベースで77mm大きく、リヤシートのレッグスペースなど、快適な室内空間が確保されている。
BMW iX3 50 xDrive
ボディサイズ=全長4780mm×全幅1895mm×全高1635mm
ホイールベース=2895mm
車両重量=2605kg
タイヤサイズ=255/45R20
メルセデス・ベンツ GLC 400 4MATIC エレクトリック
ボディサイズ=全長4845mm×全幅1913mm×全高1644mm
ホイールベース=2972mm
車両重量=2535kg
タイヤサイズ=-
大容量バッテリーによる900kmを超える航続距離




「iX3 50 xDrive」は、BMWグループ初採用となる誘導モーターをフロントアクスルに採用、リヤには巻き線界磁式同期モーターを搭載し、最高出力469PS、最大トルク645Nmというスペックが与えられた。円筒形セルを採用した109.1kWh容量のリチウムイオンバッテリーにより、最大航続距離は900kmを超える。
対する「GLC 400 4MATIC エレクトリック」は、最高出力489PS、最大トルク800Nmを発揮。容量94kWhのリチウムイオンバッテリーをフロアに搭載し、最大航続距離は715kmが確保された。
BMW iX3 50 xDrive
パワーユニット=2モーター+リチウムイオンバッテリー
最高出力=345kW(469PS)
最大トルク=645Nm
駆動方式=AWD
最大航続距離=906km
メルセデス・ベンツ GLC 400 4MATIC エレクトリック
パワーユニット=2モーター+リチウムイオンバッテリー
最高出力=360kW(490PS)
最大トルク=800Nm
駆動方式=AWD
最大航続距離=715km
GLCに先駆けて日本導入を果たしたiX3




無駄を排したミニマルなiX3のインテリアは、43.3インチ・BMWパノラミック・ビジョンと、17.9インチ・コントロール・ディスプレイで構成される「BMWパノラミックiDrive」を搭載。フロントのウインドスクリーン下部の左右いっぱいに、スピードメーター、シフトポジション、充電状態などが表示される。
GLCはインストゥルメントパネル全体をスクリーンで覆った「MBUXハイパースクリーン」を採用。円形ベンチレーションに挟まれた横型ディスプレイは、メルセデス・ベンツ史上最大サイズとなる39.1インチを誇る。また、ホイールベースがICEモデルから84mmも延長されたことで、開放感のある広大な後席空間が確保された。
iX3、GLCともに、2026年から欧州での販売をスタート。iX3が無駄を削ぎ落とした面構成により、モダンでスポーティな印象をアピールするのに対し、GLCはメルセデス・ベンツに求められる上質さを継承しつつ、スリーポインテッドスターを前面に押し出したフロントフェイスなど、その方向性は対照的だ。
「iX3 50 xDrive」は、900kmを超える航続距離を実現しながら、1000万円を切る戦略的な価格で日本市場に投入された。一方、「GLC 400 4MATIC エレクトリック」は欧州で約7万ユーロと、iX3とほぼ同水準の価格帯に設定されている。iX3を横目で見つつ、どのようなプライスタグを付けてくるか注目したい。
車両本体価格
BMW iX3 50 xDrive 982万円
メルセデス・ベンツ GLC 400 4MATIC エレクトリック 未導入


