
みんなが上げるなら、下げてみよう。会場で唯一無二のローダウン仕様
岩美のジムニーフェスタには約1000台ものジムニーが集結した。
リフトアップ仕様やクロカンスタイル、キャンプ仕様など個性豊かな車両が並ぶなか、編集部の目を引いたのがこのジムニーだ。
なぜなら、車高が低い。
ジムニーといえば悪路走破性を活かしたリフトアップが定番。しかし、この車両はRS-Rのダウンサスによって前後約50mmローダウンされている。
会場を見渡しても、ローダウン仕様はおそらくこの1台だけだった。
オーナーの@jimnny_441さんは、普段はハリアーをメインカーとして使用。遊べるクルマとしてジムニーを購入した際、SNSでさまざまなカスタム車両をチェックしたそう。
「どれもカッコいいんですけど、みんなリフトアップしているんですよね。だったらローダウンしたほうが面白いかなって」
その発想が実にユニーク。
誰もやっていないからやってみる。そんな逆転の発想から、このスタイルは生まれたのである。
しかも今回のイベントには岩手県から参戦。
開催前々日の夜に出発し、約15時間をかけて鳥取入りしたというから驚きだ。実は2年前にも参加しており、その時は静岡県在住。それでも遠方だったが、今回はさらに長距離になった。
あえてグレードダウン!? “癖強”を楽しむ独自のこだわり
さらにこのジムニーの魅力はローダウンだけではない。
オーナー自身が「癖強ジムニーなんです(笑)」と語るように、随所に独特のこだわりが詰め込まれている。
ボディカラーは純正色をベースに、ルーフやエンブレム、エアロの一部をマツダ純正のソウルレッドでペイント。ホワイトとレッドの組み合わせが鮮やかな存在感を放つ。
そして細部を見ると、さらに面白い。
ドアミラーはあえてXLグレード純正品を装着。ウインカーミラーが付かないシンプルな仕様を選択している。
ヘッドライトも同様で、LED仕様のXCではなくハロゲン仕様のXGグレード純正へ変更。
一般的には上級グレードの装備へアップグレードするケースが多いなか、あえて逆を選ぶことで人とは違う個性を表現しているのだ。
お気に入りはリアに装着されたオフロードサービスタニグチ製クロステールガーニッシュ。
実はこのパーツ、愛媛県の「SUZUKI JIHAN EHIME」で塗装と取り付けを行っている。
ジムニーカスタムで有名なディーラーとしてSNSでもたびたび目にしており、「一度行ってみたかった」という思いから、遠方にもかかわらず足を運んだそう。
ちなみに今回のイベント帰りも立ち寄る予定で、すでにビヨンドジャパン製サニーフェイスグリルへの交換を予約済み。
岩手から鳥取へ、そして愛媛へ。
移動距離も発想も規格外。
みんなと同じではつまらない。そんなオーナーの考え方が、そのまま形になったようなジムニーだった。








主要SPEC
⚫️WHEEL:ドゥオール・CST ZERO-1 HYPER JL(16×5.5+22)⚫️TIRE:トーヨー・オープンカントリーHT II (205/65)⚫️EXTERIOR:F/S/R/ウイング=ESB、ヘッドライト=XGグレード純正、テールランプガーニッシュ=タニグチ⚫️TUNING:スプリング=RS-R、マフラー/タワーバー/エアクリーナー=ブリッツ


