「NCロードスターは、サーキット入門や、スキルアップに最適なカジュアルなFRスポーツ。なので、チューニングは、そんなキャラクターを活かす方向で。あくまでも肩の力を抜いて走りを楽しめるように仕上げることを、ウチでは推奨しています」。

そんな小原代表の言葉通り、デモカーのチューニングはいたってライトだ。ベース車両は最もリーズナブルな前期型をチョイス。エンジンは完全ノーマルで、フットワークチューンは、前オーナーによって装着されていたパーツを活かすカタチで手を加えているところも興味深い。

足まわりは、ベース車両に装着されていたスピリットの車高調キットをベースにリセッティング。車高は高めに調整、スプリングは荷重移動がしやすいサスペンションプラスの低反発タイプに交換。バネレートはフロントが13㎏/㎜、リアは10㎏/㎜だ。ブレーキはパッドのみ制動屋のRM551+で強化している。


「足まわりは、バネやアライメントのセッティングを変えるだけでも、走りを高めることは可能です。すでにチューニングされているなら、一からやり直さなくても大丈夫。その分、メンテナンスにかけるのが賢い」と小原代表。

この日、CSOのデモカーが岡山国際サーキットでマークしたベストタイムは1分48秒6。自己ベストはさらに速く1分47秒台だ。エンジンがノーマルで、最高速が175㎞/h程度であることを考えれば、ほぼコーナリングの速さで叩き出しているタイム。論理的かつ精密なCSOのフットワークセッティングのレベルの高さが窺える。

完全なノーマルとなるエンジンの走行距離は10万5000キロを突破!マフラーはリアピースのみフジツボ製に交換されている。
ノガミプロジェクトのオイルクーラーを装着。冷却系チューンはコレのみで、ラジエーターはノーマルだ。
アライメントはキャンバーがフロント4度、リア3度。トーは前後とも±0。タイヤはトータルバランスに優れたA052をセット。適度なロールで、しっかりタイヤをつぶして曲がるセッティング。

<SPEC>

■NCロードスター(前期型)

■FUJITSUBO マフラー 

■ノガミプロジェクト オイルクーラー 

■スピリット車高調キット+サスペンションプラスUC01スプリング(F 13㎏/㎜ R 10㎏/㎜)、RX-8用ラテラルロッド、フロントピロブッシュ 

■制動屋 RM551+ブレーキパッド 

■ORCライトクラッチ 

■CUSCO 1way L.S.D. 

■ADVAN A052(255/40R17) 

■VOLK RACING ZE40(17×9.5J inset63) 

■マツダスピード フロントバンパー/サイドステップ/リアバンパー、odula車検対応GTウイング 

■エスケレート バケットシート、サベルルト シートベルト ナルディクラシック

【Playback REVSPEED】2021年  西日本のチューナーによるNCロードスターの新提案 「ベース車に最適」と彼らが推す理由とは?

レブスピードの旧ウェブサイトrevspeed.jpから、過去によく読まれた記事をピックアップ。以下、内容は当時のままだ。その頃を懐かしんでご覧いただきたい。 NCロードスターはCS0/カープロデュースアルテックス/ナイトー自動車販売/アライズモータースポーツがこぞって推すベース車両。その好事例を岡山国際サーキットに持ち寄った。 Photos/稲田浩章 Text/勝森勇夫


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