「タイムを意識したこともありましたが、いまは楽しさ重視の仕様です」とはオーナーのタンク! さん。聞けば、以前装着していたGTウイングを、思い切って取り外したそうだ。

理由は、GTウイングを付けて以降アンダーステアが強くなり、ロードスターらしい走りの楽しさがすっかり影を潜めてしまったため。さらに最近、ハンドリングやコーナリングのさらなる軽快感を求めて、タイヤ幅を245から当初の215に戻している。

タイヤはA052の215幅。以前の245幅より走りやすく、タイムもアップ。

そしてこの日は、現仕様での初のサーキットラン。タンク!さんは、走行1本目のインラップからクルマの動きがグンと軽快になったことを実感する。

「ロードスターの楽しさはやっぱりコレでしょ、という感じ」。変貌を遂げた走りのフィーリングを、嬉しそうにそう話す。しかも驚いたことに、ラップタイムは以前よりも1秒近く更新。自己ベストとなる1分48秒6をマークしたのだ。

ロードスターの持ち味である「人車一体」の走りができたからこそのタイムアップ。楽しさ重視の人にも、タイム狙いの人にも参考になるNCだ。

エンジンはカムのみノガミプロジェクトのハイカムに交換。中・高回域のパワーアップを図る。ECUはアライズモータースポーツによる綿密な現車合わせセッティング。

サスキットはアライズオリジナル。スイフト製となるスプリングはフロントが14㎏/㎜、リアは10㎏/㎜だ。スタビライザーとブレーキシステムは前後ともにRX-8の純正パーツで強化。ブレーキパッドは制動屋のRM551+をセット。

排気系はエキマニとキャタライザーがマキシマム、マフラーは軽量なR-racingのフルチタン。マフラーのメインパイプの太さは60φで中低速トルクを意識したセッティングだ。
目線にもしっかりこだわってセッティングしたシート。クルマとの一体感を得るためのポジションづくりにも抜かりなし。
ハンドリングの向上を期して、GTウイングをキャンセル。クルマの回頭性が大幅に高まった。

<SPEC>

■NCロードスター(後期NC3) 

■ノガミプロジェクト ハイカム 

■アライズ 書き換えECU 

■マキシマムワークス エキマニ/キャタライザー

■R-racing フルチタンマフラー 

■アライズ 車高調キット■swift スプリング(F 14㎏/㎜ R 10㎏/㎜)

■RX-8純正スタビライザー 

■RX-8純正ブレーキシステム ■制動屋 RM551+ブレーキパッド 

■KAAZ 1.5way L.S.D.

■ファイナルギア 4.3 

■ADVAN A052(215/45R17) 

■ADVAN Racing RSⅡ(17×8.0J inset 37) 

■BRIDE ZETAⅣ

■NARDIステアリングホイール

【Playback REVSPEED】2021年  西日本のチューナーによるNCロードスターの新提案 「ベース車に最適」と彼らが推す理由とは?

レブスピードの旧ウェブサイトrevspeed.jpから、過去によく読まれた記事をピックアップ。以下、内容は当時のままだ。その頃を懐かしんでご覧いただきたい。 NCロードスターはCS0/カープロデュースアルテックス/ナイトー自動車販売/アライズモータースポーツがこぞって推すベース車両。その好事例を岡山国際サーキットに持ち寄った。 Photos/稲田浩章 Text/勝森勇夫


■アライズモータースポーツ 

兵庫県姫路市広畑区西夢前台6-5 

TEL079-228-2925  

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