熱き4ドアチューンド達がバトルを展開!

マッキナレーシング・アルテッツァ(SXE10:14秒910)

若かりし頃はフルチューンのST202セリカで11秒台を記録したり、スープラでドラッグレースにシリーズ参戦したりしていたという奥野さん。家庭を持ってからは、クルマを楽しむ程度にカーライフのペースを落としているというが、それでも愛車のアルテッツァには要所を押さえたチューニングを施し、気持ちよく走れる仕様に仕上げている。

圧縮比を下げ、耐久性の高いAT車用のヘッドを組み合わせた3S-GEに、かつて販売されていたトラスト製ボルトオンターボキット(TD04-19T仕様)を装着。リンクのG4+でエンジンを制御し、ブースト圧0.6キロ時に約260psを発揮する。

ミッションにはEGマジック製のクロスミッションを組み込み、クラッチはORCのメタルタイプを採用。LSDにはクスコ製RSの2WAYをセットしている。

リヤタイヤは、BNR32用ホイールにシバタイヤのR50(225/45R16)を組み合わせる。リーズナブルに楽しめるスポーツタイヤとして人気を集めているモデルだ。

車両への負担を減らすため、ブースト圧を上げずに走っているが、もう少しだけブーストを上げて13秒台を目指したいと思い始めているところだという。

おっち−★RX-8(SE3P:15秒979)

専門学校時代からの友人に誘われ、今回が2回目の参加となる落合さん。愛車のRX-8は、ブランクを経て手に入れた3代目だ。以前は実現できなかったポートチューンに挑戦したいと考え、車両の購入時に三重県のフクオー車体に依頼して仕上げてもらったという。

サイドポート加工を施した13B-MSPエンジンは、NAながら実測200psを発揮。RE雨宮のスーパーエアインテークBOXなどの効果もあり、9000rpmまで気持ちよく回るという。

マフラーはレッグモータースポーツ製を装着。エクステリアにはフロントバンパーやダクト付きボンネット、リヤウイングなど、サーキットやワインディングでも走りを楽しめるパーツを組み合わせている。

インテリアはMOMOのステアリングや3連メーターを装着し、チューニングカーらしいスポーティな仕上げだ。

NAなので決してハイパワーではないが、高回転まで気持ちよく回るフィーリングが気に入っているという。インデックスクラスなら、フルパワー仕様でなくても勝てる可能性がある。そんな期待を持って参加できることも、ドラッグレースの楽しさだそうだ。

まつかアリスト(JZS161:13秒845)

存在感のあるスタイルが気に入り、大学生の頃から6年ほど乗り続けているというJZS161アリスト。エンジン本体はノーマルながら、フナッツのオリジナルデルタタービンを装着し、F-CON Vプロで制御。ブースト圧1.5キロ時には500psをオーバーするパワーを発揮する。

走行前にバーンアウトでリヤタイヤを暖めるため、ラインロックも装備。ストリートではなかなか全開にできないだけに、ドラフェスでパワーを解放するのが快感だという。

ターゲット神田マークII(JZX100:10秒277)

長年にわたってドラッグレースへの参加を続けている神田さん。これまでさまざまなトラブルも経験してきたが、長く楽しむためには無理をせず、クルマを壊さないことが大切だという姿勢が身に付いたという。

とはいえ、エンジンはフルチューン仕様。GT3037Sツインターボを装着し、ブースト圧1.7キロで約860psを発揮する。ベストタイムはフルパワー時に記録した9秒6だが、現在はブースト圧を落としてOPEN10秒クラスに参戦。タイムの上限を10.0秒に設定しながら、ドラッグレースならではの駆け引きと勝負を楽しんでいる。

●取材イベント:DRAG FESTIVAL 2026 WEST Rd.2@CENTRAL CIRCUIT

「コイツに乗れば20歳に戻れる」キャブターボ690馬力のド根性SA22Cと熱きオーナーの物語

インジェクション全盛の時代に、あえてキャブターボを貫く1983年式SA22C。13B換装にウェーバーキャブ、HKS T51-SPLタービンを組み合わせ、ブースト1.7キロで687psを発揮する。昭和の香り漂うメカニズムと、ドラッグレース一筋30年以上の情熱が凝縮された究極のロータリーチューンドを紹介する。