Volvo EX90 Plus Twin Motor
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TESLA Model Y L

3列シートを備えたフル電動クロスオーバー

2022年にボルボの新世代フラッグシップとして発表された「EX90」は、EV専用のモジュールプラットフォーム「SPA2」をベースに、ボルボらしいクリーンでスクエアなスタイリングを採用。日本市場には2種類の出力レベルのツインモーター仕様が導入される。

「テスラ モデル Y L」は人気フル電動クロスオーバー「モデル Y」のホイールベースを150mmストレッチした3列6人乗りモデル。フロントセクションは同一デザインながらも、ルーフを持ち上げた専用ボディ形状を採用し、3列目シートの居住性を確保している。

王道SUVらしいプロポーションのEX90に対し、モデルY Lはより乗用車に近いスタイリングが特徴。ボディサイズはEX90がモデルY Lより全長で127mm、全高で75mm大きいが、ホイールベースはモデルY Lが55mm長く、比較的コンパクトなボディに広いキャビンスペースが確保されている。

ボルボ EX90 Plus Twin Motor

ボディサイズ=全長5035mm×全幅1965mm×全高1745mm
ホイールベース=2985mm
車両重量=2680kg
タイヤサイズ=255/50R20(前)、285/45R20(後)

テスラ モデル Y L

ボディサイズ=全長4908mm×全幅1920mm×全高1670mm
ホイールベース=3040mm
車両重量=2090kg
タイヤサイズ=255/45R19(前)、275/45R19(後)

800kmに迫る「モデル Y L」の航続距離

前後アクスルにモーターを搭載する「EX90 Plus Twin Motor」は、最高出力456PS、最大トルク670Nmという強力なスペックを誇る。「モデルY L」も前後にモーターを備えたAWDのみの設定となるが、最高出力や最大トルクは未公表。航続距離は600kg近く軽い車両重量に加え、Cd値0.216という優れた空力性能を持つモデルY Lが、EX90を100km以上も上まわってみせた。

ボルボ EX90 Plus Twin Motor

パワーユニット=2モーター+リチウムイオンバッテリー
最高出力=177PS(前)、279PS(後)
最大トルク=265Nm(前)、405Nm(後)
駆動方式=AWD
最大航続距離=650km
0-100km/h加速=5.9秒

テスラ モデル Y L

パワーユニット=2モーター+リチウムイオンバッテリー
リヤモーター出力=-
最大トルク=-
駆動方式=AWD
最大航続距離=788km
0-100km/h加速=5.0秒

価格やスペックでは測れない満足度

現行ボルボのトップモデルに相応しい上質なインテリアが広がる「EX90」は、ステアリングの奥にコンパクトな9.0インチドライバーディスプレイ、センターに14.5インチ縦型センターディスプレイを配置する。シンプルに徹した「モデル Y L」は、コクピットの中心に様々な操作系を集約した16.0インチタッチスクリーンをレイアウト。後席用としてモデル Y Lは、8.0インチタッチスクリーンを搭載する。

モデルY Lは、3列6人乗りの広いキャビンと長大な航続距離を両立しながら、749万円という戦略的な価格で日本市場に投入された。EX90との価格差は450万円と、コストパフォーマンスという観点では、モデルY Lが圧倒的に優位に立っている。

一方、EX90は「LiDAR」を活用した先進の運転支援システムをはじめ、ゆとりを持ったボディサイズやクオリティの高いインテリアなど、スペックだけでは語れない魅力を数多く備える。単なる移動手段ではなく、プレミアムSUVとしての質感や安心感まで求めるのであれば、その価格に相応しい満足度を得ることができるだろう。

車両本体価格

ボルボ EX90 Plus Twin Motor 1199万円
テスラ モデル Y L 749万円