Lamborghini Revuelto SV
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Lamborghini Aventador SVJ

専用エアロによる迫力のアピアランス

ランボルギーニは、ハイブリッドスーパースポーツ「レヴエルト」をベースにパフォーマンスを引き上げた「レヴエルト SV」を導入した。レヴエルト SVはダウンフォースを最大化すべく、大型化されたリヤウイングの採用など、エアロダイナミクスをアップデートした。さらにシャシーやハイブリッドシステムを強化した他、制動力を高め、軽量化されたカーボンセラミックブレーキも搭載される。

2018年、レヴエルトの先代モデルに当たる「アヴェンタドール」ベースの軽量パフォーマンス仕様が「アヴェンタドール SVJ」だ。カーボンファイバー製コンポーネントが贅沢に奢られ、6.5リッターV型12気筒自然吸気エンジンをリヤミッドに搭載。アクティブ空力システム「ALA 2.0」を採用し、こちらもベースモデルからダウンフォースレベルが大幅に引き上げられた。

全長はレヴエルト SVが4944mm、アヴェンタドール SVJが4943mmとほぼ変わらないが、全幅はアヴェンタドール SVJが60mmもワイド。今後、レヴエルトにも「SVJ」が登場する場合は、さらに迫力を増したエクステリアが導入される可能性もある。車両重量はプラグインハイブリッドシステムを搭載するレヴエルト SVが247kgも重い。

ランボルギーニ レヴエルト SV

ボディサイズ=全長4944mm×全幅2038mm×全高1161mm
ホイールベース=2779mm
車両重量=1772kg
タイヤサイズ=265/35ZR20(前)、345/30ZR21(後)

ランボルギーニ アヴェンタドール SVJ

ボディサイズ=全長4943mm×全幅2098mm×全高1136mm
ホイールベース=2700mm
車両重量=1525kg
タイヤサイズ=255/30ZR20(前)、355/25ZR21(後)

ハイブリッドシステムによる強烈な加速性能

レヴエルト SVは、エンジン単体で825PSを絞り出す6.5リッターV型12気筒自然吸気ガソリンエンジンに加えて、強化されたモーターを前後アクスルに配置。システム最高出力1065PSという、強力なスペックを手にした。アヴェンタドール SVJは、6.5リッターV型12気筒自然吸気エンジンをリヤミッドに搭載し、最高出力770PSを発揮する。アヴェンタドール SVJより250kg以上も重いレヴエルト SVだが、最新のハイブリッドシステムにより、0-100km/h加速は0.4秒も上まわった。

ランボルギーニ レヴエルト SV

エンジン形式=V型12気筒自然吸気+ハイブリッド
排気量=6498.5cc
最高出力=825PS/9250rpm
最大トルク=725Nm/6750rpm
システム最高出力=1065PS
システム最大トルク=1425Nm
トランスミッション=8速DCT
駆動方式=AWD
最高速度=345km/h
0-100km/h加速=2.4秒

ランボルギーニ アヴェンタドール SVJ

エンジン形式=V型12気筒自然吸気
排気量=6498cc
最高出力=770PS/8500rpm
最大トルク=720Nm/6750rpm
トランスミッション=7速ISR(RMT)
駆動方式=AWD
最高速度=350km/h以上
0-100km/h加速=2.8秒

中古価格が高騰する「アヴェンタドール SVJ」

レヴエルト SVは、12.3インチデジタルコクピット、センターコンソールに8.4インチインフォメーションシステム、助手席側に9.1インチパッセンジャーディスプレイをレイアウト。アヴェンタドール SVJは、TFTデジタルインストルメントクラスターと7インチセンターディスプレイの組み合わせ。センターコンソールには多くの物理スイッチが並び、15年という時間の経過を物語る。

アヴェンタドール SVJは、ランボルギーニが誇る大排気量自然吸気エンジンに、全輪駆動、4輪操舵、4輪アクティブサスペンション、アクティブエアロなど、当時の先進技術を惜しげもなく投入。2018年7月、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェでタイムアタックを行い、当時の量産車最速記録となる6分44秒97を叩き出した。その8年後に登場したレヴエルト SVは、電動化技術による強烈なパフォーマンスに加えて、空力性能も進化。通常のベースのレヴエルトからダウンフォースレベルは80%増加し、さらにアヴェンタドール SVJを10%も上まわる。V12エンジンの官能性を残しながら、電動化と電子制御によってパフォーマンスを大幅に引き上げている。

そして、フラッグシップの価格は約6000万円から、1億円超へと大きく上昇した。最新のレヴエルト SVは、進化したパワートレインがもたらす圧倒的な加速力をはじめ、純粋なパフォーマンスを追求するカスタマーに高い満足を提供するだろう。一方で、現在アヴェンタドール SVJが新車時の価格を大きく上まわるプレミアム価格で取引されていることを考えると、電動化を伴わない純粋な内燃機関搭載したスーパースポーツに、今もなお高い価値を見いだすカスタマーが少なくないことも表している。

車両本体価格

ランボルギーニ レヴエルト SV 60万ユーロ(約1億1000万円)
ランボルギーニ アヴェンタドール SVJ 5670万3210円(新車当時)

1963台の限定車「ランボルギーニ レヴエルト SV」

システム最高出力50馬力アップの1065馬力に到達「ランボルギーニ レヴエルト SV」がデビュー

V12をミッドに搭載する「ランボルギーニ レヴエルト」。比類なきランボルギーニのフラグシップモデルをさらに進化させたのが「レヴエルト SV」だ。最高出力を1065PSにまで高めただけでなく、その核心にはこれまで以上の技術が詰め込まれたという。山崎元裕が解説する。

いかにもランボルギーニのフラッグシップのそのまた棟梁らしい華々しさを持つアヴェンタドールSVJ。

空力でV12ランボルギーニに革命をもたらした「アヴェンタドールSVJ」にあらためて試乗し再考する

ムルシエラゴからフラッグシップの座を受け継いで2011年に登場したアヴェンタドール。Sへの進化やいくつかの限定モデルをリリースし、最近では電動化を果たしたスペシャルバージョンも生み出している。その限定モデルと派生電動モデルに改めて試乗し、間も無くその歴史を閉じるアヴェンタドールというクルマの魅力と楽しさ、そして意義を検証してみよう。(本記事は『GENROQ』2022年12月号より抜粋、再編集したものです)