「C-DM Hybrid System」は、ハイブリッド専用エンジン、ハイブリッド専用トランスミッション(DHT:Dedicated Hybrid Transmission)、専用バッテリー、および制御マネジメントシステムで構成されるハイブリッドシステム。走行状況に応じてピュアEVモードとハイブリッドモードを切り替える。

SOUEASTによれば、1.5Lターボ(1.5TD)のハイブリッド専用エンジンにおいて、45.95%という極めて高いエンジン熱効率を達成したという。これに無段変速の電動DHTを組み合わせることで、システム最高出力255kW/最大トルク525Nmという高いパフォーマンスと180km/h以上での連続走行性能、そして電欠時(バッテリー残量低下時)の燃料消費率5.3L/100kmを両立させている。
「ハイブリッド」と称する仕組みについては、コンシューマサイトを含めて調べたが詳細が不明。S08 DMのフロントフェンダーにはPHEVのバッジが備わっているが、シリーズハイブリッドなのか、パラレル走行を可能とするのか、言及は一切なかった。シリーズハイブリッドであるなら比較的高い熱効率を狙いやすい。「1.5TD」とする名称はガソリン直噴ターボからと思われる。コンシューマサイトのスペック表によれば、エンジン単体でのパフォーマンスは105kW/5200rpm/215Nm/2500rpmで、オクタン価92以上を必要とする(S08 DM)。
ハイブリッド専用トランスミッションは外観から2モーター方式であることがうかがえる。おそらくエンジン出力軸に発電機/別軸に駆動機+減速機構という構造だろう。「モーター」のパフォーマンスは150kW/310Nm(S08 DM)。総電力量18.4kWhという値は、全長4810×全幅1930×全高1705×軸距2820mm、車重非公表(S08 DM)というサイズを担う電池としてバッテリーが得意な中国車としては控えめな数字の印象。サプライヤーはCATL。

エンジン最高熱効率: 45.95%
システム最高出力: 255kW
システム最大トルク: 525Nm
バッテリー総電力量: 18.4kWh
EV航続距離(WLTC): 89km
総合航続距離: 800km以上
燃料消費率(バッテリー残量低下時): 5.3 L/100km
連続走行可能最高速度: 180km/h以上
採用車種: SOUEAST S08 DM/S06 DM


