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いま国産車でもっとも高価格なのは2008万円のセンチュリー。各ブランド最高価格モデルはどれだ？

2022.05.08 12:50

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いま日本で販売されている日本ブランドのクルマでもっとも高価なのはなんだろうか？ 2000年はどうだった？ 1990年は？調べてみた。

2022年5月いまもっとも高いクルマは？

ブランドにはそれぞれモデル・ラインアップがあって価格帯というものがある。突然、高価格のモデルを投入してもおいそれとは売ることができないわけだ。だから、そのブランドでもっとも高価なモデルには、そのブランドが抱えている潜在購買層の上限が見える……と言えなくもない。

2022年5月現在の各ブランド最高価格モデルを見てみよう。
レクサスの最高価格モデルは、LS（LS 500hエグゼクティブアドバンスドドライブ1792万円）ではなく、LXなのだ。
LX600エグゼクティブ 1800万円
である。

では、トヨタ・ブランドは？
もちろん、センチュリーだ。価格は2008万円。

ホンダ・ブランドでもっとも高価なのは、NSX Type Sである。価格は2794万円。
日産ブランドはGT-R ニスモスペシャルエディション 2464万円である。
つまり、ホンダNSX Type Sがいま一番高価格な日本ブランドモデルなのだ（生産はアメリカだが）。

だが、NSXもGT-Rも、すでにソールドアウトで購入できないから、やはりもっとも高価格なのは、センチュリーということになる。

では、GT-Rを除くと日産でいまもっとも高価格なモデルはなんだろうか？
日産は、アリアB9 e-4ORCE limited 790万200円（予約受付中）かと思ったら、今夏に生産終了となるシーマのシーマハイブリッドVIP Gの933万1300円がもっとも高価な日産車だった。
NSX以外のホンダでもっとも高価格なのは、レジェンド……かと思ったら、こちらも販売が終了してしまっているので、アコード 465万円ということになる。

マツダはどうだろう？マツダでもっとも高価格のモデルは
MX-30 EV model Highest Set 495万円
だ。もちろん、間もなく価格が正式発表されるCX-60がこれを大きく上回るのは確実で、CX-60のPHEVモデルの最上級グレードは626万円ほどだというから、一気に100万円以上ブランド最高価格を上げることになる。なかなか意欲的だ。エントリーグレードの2.5ℓ直4ガソリンモデルを290万円台、3.3ℓ直6ディーゼルモデルを320万円台から用意するのは、ある意味ではリスク回避ということだろう。