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既刊5巻の『終末ツーリング』とは?
箱根、海ほたる、日光いろは坂など、ツーリングの名所を走る1台のオフロードバイク。ふたりの少女がタンデムでバイク旅を楽しんでいるように見えるが、周囲の景観はひどく荒れ果てていて……。誰もいない終末世界をふたりの少女がバイクでトコトコ駆け回る異色のツーリングコミック!
著者はさいとー栄(さいとー・さかえ)先生。高校卒業後、アシスタントを経て週刊少年ジャンプ増刊号にてデビュー。多方面にて執筆活動を行なう。代表作は『艦隊これくしょん ~艦これ~ いつか静かな海で』『刀使ノ巫女』など。実際にバイク乗りで、過去にはセロー225で各所をツーリングしたこともこの作品に活かされている。
また、TVアニメ化もされた人気バイクノベル『スーパーカブ』のスピンオフコミック『スーパーカブ Rei』(コミックBewtype)も執筆。こちらは2024年1月に最終回を迎え、2月に最終巻(2巻)が発売されている。
ふたりの旅の始まり……サバイバルスキルらライディングテクニックの理由は?
これまで断片的にしか語られていなかったふたりの旅に出るまでの生活がこの最新巻でかなり明らかになった。プロライダーも顔負けのライディングテクニックに、あらゆる状況を生き残るサバイバルスキルなど、その理由の一端が描かれている。
また、旅のお供にセローを使っている理由や整備スキルについても描写がある。しかし、このセローの来歴やなぜ整備やライディングテクニックを磨いていたのか、まだまだわからないことも多い。今後の展開に大いに期待だ。
6巻では福島から新潟へ……目指すは北海道?
1巻の箱根からスタートした旅は、これまで関東地方を巡りつつ北上。ついに福島県へと進み、東北地方に足を踏み入れた。
ツーリングライダー的にも見どころ走りどころが多い東北地方。ふたりは、いわきで化石を掘ったり、猪苗代湖では謎のヌシ釣りに挑戦。会津地方から新潟県へ福島県を横断。新潟県では長岡市で、長岡名物の復活に挑む姿が描かれている。
終末前の姉のツーリングの足跡を追うふたりのツーリングだが、果たしてどこまでいくのだろうか?6巻冒頭で描かれている北海道まで行くことになるのだろうか? 終末ツーリングの全貌はコミックスをチェック!
電撃コミックNEXT 『終末ツーリング』6巻 発売:6月26日(水) 作者:さいとー栄 定価:759円(税込) 発行:KADOKAWA
『終末ツーリング』は月刊コミック誌『電撃マオウ』で好評連載中! さらに、WEBサイト「カドコミ」では無料配信中! 試し読みや最新話をチェックできるぞ!