エンジンはスズキRGV250Γ(ガンマ)輸出仕様の水冷2ストV型2気筒249ccで怒涛の70馬力を発揮! アプリリアRS250をカスタマイズ|モーターサイクルショー2024

世界GP250cc(現在のMoto2)に出場していたRSV250のレーサーレプリカモデルとして登場したアプリリアRS250。同車はスズキRGV250Γ(ガンマ)輸出仕様の水冷2ストV型2気筒249ccエンジンを搭載。最高出力は驚愕の70馬力を発揮した(国内の2スト250ccクラスは自主規制により40馬力に抑制)。写真は東京モーターサイクルショー2024に展示された「HIROKAWA MOTORS」製作によるアプリリアRS250カスタム。メッキやアルミのシルバーパーツをベースに、レッドのアクセントを効かせたゴージャスかつインパクトのある外観に仕上げられている。
PHOTO&REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
HIROKAWA MOTORS https://peaky1racing.wixsite.com/level5

ベース車両:アプリリアRS250 製作:HIROKAWA MOTORS 

スズキRGV250Γ(ガンマ)輸出仕様の水冷2ストV型2気筒249ccエンジンを搭載したアプリリアRS250。最高出力は怒涛の70馬力。
チャンバーは高性能なGIANNELLI製とし、チャンバー本体をメッキ加工(サイレンサーはアルミ製のバフ掛け)。スイングアームはノーマルをベースに、後方に向けてスタビライザーを取り付け。
現代風のノーマルとは一線を画す、レトロなフォルムのアルミ製ロケットカルは、かつての製作手法と同様、叩き出しによるワンオフ。
ノーマルのアプリリアRS250。写真は2001年式。
フレーム横には“速さ”をイメージさせる弾丸をレイアウト。

バイクレースの最高峰・MotoGPでも活躍するイタリアのバイクメーカー「アプリリア」から発売されていた2スト250ccクラスのフルカウル付きスーパースポーツ、RS250。同車は世界GP250cc(現在のMoto2)に出場していたRSV250のレーサーレプリカモデルとして登場した。

1995年に登場したRS250は、スズキRGV250Γ(ガンマ)輸出仕様の水冷2ストロークV型2気筒249ccエンジンを搭載。マイナーチェンジされた1998年モデルはエンジンをさらにチューニングし、最高出力を70馬力まで引き上げ。なお当時の国内2スト250ccクラスは、メーカーの自主規制により40馬力に抑制。国内モデルよりも遥かに高額だったRS250は、「中免(中型免許/現在の普通二輪免許)で乗れる最強の2ストマシン」として崇められた。

国内の2ストマシンと同じく、厳しい排ガス規制によりRS250も2003年モデルをもって生産終了。“超過激な2スト250”として伝説となったRS250は、絶版後も多くのフリークにリスペクトされている。

写真はお宝車・アプリリアRS250をベースにした、チューニングモード全開のきらびやかなカスタム。シルバーカラーにレッドのアクセントを程よく効かせた、ゴージャスなイメージを演出。

ノーマルとは一線を画す、レトロなフォルムのアルミ製ロケットカルは、かつての製作手法と同様、叩き出しによるワンオフ。アルミ製のワンオフシートカウルは丸みを帯びたノーマルとは異なり、やや角張ったフォルムにデザイン。これにレッドカラーのステッチ入りシートを上手に組み合わせ。

チャンバーは本体にメッキを施した、高性能なジGIANNELLI製を採用(サイレンサーはアルミ製でバフ掛け加工)。スイングアームはノーマルをベースに、後方に向けてスタビライザーを固定し、ナンバープレートをセット。

ロケットカウにはレッドのストライプを施し、ラジエターホースはレッドカラーにアレンジ。トータルバランスに優れ、随所にカスタマーのセンスが光る、注目度の高い一台に仕上げられている。

主要スペック

エンジン水冷2ストロークV型2気筒249cc
70ps/9750rpm(Vガンマ輸出仕様)
外装シートカウル(ワンオフ)
アッパーカウル(アルミ叩き出しワンオフ)
足周り前後ホイール(フォーマンス、ミッチェルホイール)
ディスクブレーキ(サンスター、ワークスエキスバンド)
ブレーキキャリパー(アクティブ ゲイルスピード 4POT 削り出し)
ブレーキマスターシリンダー(FRANDO)
バックステップ(ワンオフ)
車体シートレール(ワンオフ)
スイングアーム(ノーマル穴加工)
チャンバー(ジェネリ)
メーター(アルミ削り出しワンオフ)

キーワードで検索する

著者プロフィール

北 秀昭 近影

北 秀昭