
フロントの大きなキャリア、パネルが嵌め込まれたボディサイド、丸い穴の空いたエンジンガードなど、一目でモトラだとわかる特徴的なフォルムの黄色いバイクが展示されていた。展示されていたのはカワサキZ系のカスタムパーツを企画、開発している株式会社ピーエムシーのブース。硬派なカワサキZとは随分雰囲気が異なるが、同社がモンキー125やDAX125、ハンターカブなどのカスタムパーツを手がけるブランド「FULNESS(フルネス)」のデモカーとして制作したもの。クロスカブをベースとしているので、モトラと比べると二回りくらい大きいが、特徴を掴んでいてけっこうモトラっぽい。3Dプリンターを駆使してパーツを製作して「シン・モトラ」と名付けられていた。このまま販売されるのかは未定だが、完成度は高く、キットパーツやコンプリートカーとしてすぐにでも販売されそうな雰囲気。シートの形状や箱型のマフラーなど、再現度が高い。かなりのマニアが手がけたのだろう。





本業(?)のZ用パーツでは、Z900RS用に展開している漆黒メッキパーツを旧車にも、ということで、KZ-1000MK2にDRAFT名義で展開しているカスタムパーツを多用し、ブラックメッキ、ブラックアルマイトが施されたパーツを装着したデモカーを展示。漆黒メッキの美しさを再確認。


