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デイトナの旅仕様GB350
クラシカルなスタイルと空冷単気筒エンジンにより、過去のシングルスポーツを現代に甦らせたかのようなテイストのホンダGB350。その走りはスタイルから想像する通り穏やかな特性ながら、単気筒ならではの振動を極力抑えてスポーティなハンドリングに仕立てられている。つまり長距離ツーリングにも適したシングルモデルだといえる。GB350の走りからツーリング仕様へ仕立てられたのが、デイトナのブースに展示されていた1台。デイトナが展開するバッグやウエアのブランドである「Henlybegins」からリリースされている大型のツーリングシートバッグを取り付けた姿が、なんとも旅心をくすぐるのだ。
ベースになっているのはスポーティなGB350Sだが、標準のGB350で同じことをしてもまとまりあるスタイルになりそうだ。大きなシートバッグ純正の長いリヤフェンダー先端にあるナンバープレートベースへハーネスを固定すれば盤石の安定感が得られる。またデイトナからはGB350用のサドルバッグサポートがリリースされているので、シートバッグと同時にサドルバッグを装着することができる。この2つで一人旅なら必要十分な荷物を載せることができるだろう。さらに小物の収納に便利なツールバッグを反対側に追加しておけば、ちょっとしたモノの出し入れに便利なはずだ。
アクティブが発信する153GARAGE！
デイトナのGB350とは正反対に、カフェレーサースタイルへ大変身させたのがアクティブ。このマシンは2022年の同ショーでも公開されたが、今回はさらなるアップデートが実施された。同時にネオクラシック系カスタムパーツを専門にリリースするブランド「153GARARE」が新たに発信された。2022年開催時の反響が大きかったということだろう。その時から燃料タンクのスペシャル塗装やシングルシートカーボンカウル、カーボンフロントフェンダー、セパレートハンドル、ショートタイプリヤショック、鍛造ホイールなどは変わらないが、さらにデザイン変更などが施され細部の煮詰めが図られた。
具体的にはセパレートハンドル化のためのトップブリッジにアクティブではなく153GARAGEの文字が追加されたり、シングルシートカーボンカウルの両脇へ純正アクセサリーであるステーを用いてゼッケンプレートやサイドバッグを追加している。また前後サスペンションやブレーキキャリパーサポートが製品化され、4ポットキャリパー化を実現させた。展示されたスタイルをそっくりそのまま市販パーツで再現できることとなり、昨年見てカスタムプランを練っていた人には朗報だといえそうだ。すでに「153GARAGE」（http://www.acv.co.jp/153garage/）でホームページも展開されているので検索してみよう。