遂にホンダが電動スクーターを一般向けに販売!まずは50cc相当の原付一種スクーター「EM1e:」からです。|大阪・東京モーターサイクルショー2023

厳しい排ガス規制に対応できなくなった原付自転車は大きな変革が求められている。排気量アップなどの対策が検討される中、ホンダから新しい電動スクーターが発表された。

今、大きな問題となっている原付の2025年問題。これは、現在販売されている50ccの原付1種が、令和2年に制定された排出ガス規制への対応することができないために、次世代の原付自転車への変換が迫られている。この排出ガス規制は継続生産者のうち原付1種のみは令和7年11月まで適用が猶予されていたが、その期日が目の前まで迫ってきたのだ。現在49cc以下とされている排気量では対応が難しく、排気量を125ccまでに変更して出力を抑えることで原付1種として登録することが検討されているが、まだ正式な発表はない。原付1種は電動化が本命と見られているが、現在国内バイクメーカーから発売されているパーソナルユースの市販車はヤマハのeビーノのみで、対応が遅れていると言わざるを得ない。

ホンダの国内ラインナップでは初めてとなる電動二輪車。2025年までに様々な電動車が登場する予定だ。

3月24日〜26日に開催された東京モーターサイクルショー2023のホンダブースには、電動スクーター「EM1e:」が展示されていた。昨年11月にイタリア・ミラノで開催されたモーターサイクルショーEICMAで既に発表されていたが、国内市場に導入することが正式に発表となった。ビジネスユースを想定した法人向けの「BENLY e:」を販売しているが、パーソナルユースの電動2輪車はホンダの国内ラインナップでは初となる。出力などのスペックはまだ発表されていないが、BENLY e:に採用されているモバイルパワーパックeを採用し、1回の充電で40km以上が走行可能で、最高速度は45km/hとされる。発売は夏頃と予想されている。ホンダは2025年までに全世界で10車種以上の電動2輪車を導入することを発表しているが、今後どんなモデルが登場するのかが期待されている。

シンプルなスタイルでサイズは現在の原付スクーターとほぼ変わらない。
BENLY e:にも採用されているモバイルパワーパックeを採用。リユース、リサイクルにも取り組む。

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