老舗の4駆専門店「RINEI」ブースに展示された写真のジープ・ラングラーは、カスタムショップ「OFFSIENNE(オフジェンヌ)」が製作した『SAMURAI WRANGLER(サムライ・ラングラー)』。後部には大型キャリアを装着し、カブエンジンを搭載したモトコンポ改を積載されている。
このモトコンポ改は大阪モーターサイクルショー2023のカスタムコンテストで1位を獲得した、知る人ぞ知るマシン。モトコンポ専門ショップ「SUBARM(サブアーム)」が手掛けたこのカスタムは、大阪府門真市にあるミニカーショップ「太田商店」のデモ車として製作されたもの。
エンジンはスーパーカブ90用をスワップ。駆動方式はノーマルに採用のプーリー+Vベルト型(スクーター機構)から、チェーン駆動に変更。シリンダーヘッドにはキタコ製ハイカムを導入し、中高速域も軽快に回るようにセッティング。キャブレターはPCΦ20。ミッションは4速。
「OFFSIENNE(オフジェンヌ)」「SUBARM(サブアーム)」「太田商店」の3社による今回のモトコンポ×ラングラーのコラボレーションをきっかけに、2024年は日本が誇るカスタムクロスプロジェクト・コードネーム『雷切(RAIKIRI)』のスタートが予定されている。