ジープ・ラングラーの後部にホンダ・モトコンポ改を搭載!出先で遊べ、移動も簡単のアウトドア仕様【東京オートサロン2024】

出先でミニバイクがあれば、ちょっとした移動もラクにこなせて非常に便利。キャンプやアウトドアにも最適!
2024年1月12日(金)~1月14日(日)、千葉県・幕張メッセで開催された東京オートサロン2024。写真は老舗の4駆専門店「RINEI(輪栄)」ブースに展示されたジープ・ラングラー。同車は後部にミニバイクが搭載できる大型キャリアを装着し、スーパーカブ90用エンジンにスワップしたモトコンポ改を積載。このモトコンポ改は大阪モーターサイクルショー2023のカスタムコンテストで1位を獲得したマシン。随所にワンオフパーツを導入するなど、ハイエンドな手法が施されている。
PHOTO/REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
OFFSIENNE(オフジェンヌ) https://offsienne.tokyo/
SUBARM https://www.subarm.jp/
太田商店 https://www.otashouten.jp
モトコンポ専門ショップ「SUBARM(サブアーム)」が手掛けたこのカスタムは、大阪府門真市にあるミニカーショップ「太田商店」のデモ車として製作。
エンジンはスーパーカブ90用をスワップ。スクーターであるノーマルとは異なり、こちらはチェーン駆動を採用。
出先でミニバイクがあれば、ちょっとした移動もラクにこなせて非常に便利。キャンプやアウトドアにも最適!
ミニバイクが搭載できる大型キャリアの底部には、クッション性を備えた金属ネットを採用。
『SAMURAI WRANGLER(サムライ・ラングラー)』と命名されたジープ・ラングラー。

老舗の4駆専門店「RINEI」ブースに展示された写真のジープ・ラングラーは、カスタムショップ「OFFSIENNE(オフジェンヌ)」が製作した『SAMURAI WRANGLER(サムライ・ラングラー)』。後部には大型キャリアを装着し、カブエンジンを搭載したモトコンポ改を積載されている。

このモトコンポ改は大阪モーターサイクルショー2023のカスタムコンテストで1位を獲得した、知る人ぞ知るマシン。モトコンポ専門ショップ「SUBARM(サブアーム)」が手掛けたこのカスタムは、大阪府門真市にあるミニカーショップ「太田商店」のデモ車として製作されたもの。

エンジンはスーパーカブ90用をスワップ。駆動方式はノーマルに採用のプーリー+Vベルト型(スクーター機構)から、チェーン駆動に変更。シリンダーヘッドにはキタコ製ハイカムを導入し、中高速域も軽快に回るようにセッティング。キャブレターはPCΦ20。ミッションは4速。

「OFFSIENNE(オフジェンヌ)」「SUBARM(サブアーム)」「太田商店」の3社による今回のモトコンポ×ラングラーのコラボレーションをきっかけに、2024年は日本が誇るカスタムクロスプロジェクト・コードネーム『雷切(RAIKIRI)』のスタートが予定されている。

Gクラフト製モンキー用スタビライザー付きスイングアームを流用し、サス受けをワンオフしてモノショック型に変更。リアショックはキタコ×GEARSコラボの高性能なグロム用を選択。
マフラーはワンオフ。YSKサンフィールド製エキパイで極力管長を長めに取って空間を埋めつつ、ドゥカティ・ムルティストラーダ1200用のツインサイレンサーを組み合わせ。サイレンサーエンドにはハニカムプレートを導入。
8インチのリアホイールはGクラフト製のファットな5.5J幅。リアタイヤはBKT製の芝刈り機用を組み合わせ。サイズは16×6.50-8。
フロントホイールは社外の8インチ3.5Jサイズ。タイヤはDURO製(3.50-8)を選択。
正立型フロントフォークはRRGS製にMT-09用ハリケーン製ハンドルを加工し、70mmダウンさせてマウント。前後のブレーキはBRAKING製JOG用φ155mmローターにKSPEED製ラジアル4ポットキャリパーを組み合わせ。
モトコンポは車体の左右(合計4箇所)に固定用フックを装備。左側2個所のフックとタイダウンを使い、車体を固定。
大型キャリアと車体側の接続部。

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