トヨタ RAV4 新型自動車カタログ|新車価格197~403万円[試乗インプレ/燃費/技術開発]
- 2020/11/18

RAV4は全長×全幅×全高=4610×1865×1690mm、ホイールベース2690mmのボディに、シャープなラインを活かしたアクティブな印象のデザインをまとい、2019年に日本市場に復活したモデル。
パワートレーンは、いずれもTNGAとして新開発された2.0ℓ直4直噴エンジン及び、2.5ℓハイブリッドをラインナップ。2.0ℓエンジンには発進用のギヤを装備した新開発のダイレクトシフトCVTが組み合わせられる。
エクステリアはSUVらしい力強さを表現


外観は「Adventure&Refined」に基づいて、「アクティブで力強いワクドキ感(Adventure)」と「都会にも似合う洗練さ(Refined)」を併せ持つデザインを実現。幾何学形状の八角形(オクタゴン)2つを、90度ずらしてはめ合わせた「クロスオクタゴン」を造形テーマとし、随所に多角形を織り込んでタフさと安定感を表現。大径タイヤも採用することでSUVらしいリフトアップ感も演出しているという。
乗員への気配りを徹底した機能的なインテリア
インテリアもSUVらしい機能性を追求。小物類をサッと置くのに便利なオープントレイを配置したインストルメントパネルは、高さを低めることで圧迫感を抑えるとともに、室内からワイパーを見えないように設計することで、すっきりとした前方視界を実現。リヤクォーターガラスの拡大やリヤドア後部のピラー断面を小さくすることで斜め後方の視界も確保されている。

荷室は、リヤシート使用時でもクラストップレベルの580Lを確保。6対4分割可倒式リヤシートや、ラゲージ床面の高さを2段階に調節できる2段デッキボードを採用し、荷物の形や大きさに応じて様々なアレンジが可能。なお、デッキボードは裏面が樹脂製となっており、反転させれば雪や泥などで汚れたものを気兼ねなく置ける。また、スマートキーを携帯している状態でリヤバンパー下に足を出し入れするだけでバックドアが自動で開閉する「ハンズフリーパワーバックドア」も一部グレードに設定されており、大きな荷物などで両手が塞がっていてもスムーズな積み込みをアシストする。


2種類のパワートレーンと3種類の4WD
パワートレーンは、直列4気筒直噴エンジン「2.0Lダイナミックフォースエンジン」と無段変速機「Direct Shift-CVT」に加えて、「2.5Lダイナミックフォースエンジン」を搭載した新型2.5Lハイブリッドシステムの2種類を設定。

駆動方式はFFと4WDを設定するが、4WDはパワートレーンによって異なり、「2.0Lダイナミックフォースエンジン」を積む「G“Z package”」と「Adventure」には新開発の4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を採用。前後トルク配分に加え、後輪トルクを制御するトルクベクタリング機構と、4WD走行が不要と判断した際には後輪への駆動系を切り離すディスコネクト機構が組み込まれている。
「2.5Lダイナミックフォースエンジン」を積むハイブリッド車の4WDには新型のE-Fourを採用。後輪の最大トルクを増加させるとともに、前後輪トルク配分を100:0~最大20:80まで変更可能な新制御を採用し、降雪や雨天における登坂発進時の安心感を向上させる。

なお、4WD車全車に4WD統合制御「AWD Integrated Management」を搭載。路面や運転状況に合わせて選択できるマルチテレインセレクトやTRAILモード、ドライブモードセレクトの走行モードに応じて駆動力、4WD、ブレーキ、ステアリングを統合制御し、優れた操縦安定性と走破性、快適な走行性能を実現するとのこと。
安全装備も充実

安全装備は最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準で装備。歩行者検知(昼間・夜間)および自転車運転車検知(昼間)を行なう「プリクラッシュセーフティ」をはじめ、全車速追従機能付きの「レーダークルーズコントロール」や、「レーントレーシングアシスト」「オートマチックハイビーム」「ロードサインアシスト」「先行車発進告知機能」が備わる。そのほかにも、低速走行時に壁や車両を検知するインテリジェントクリアランスソナーや、後退時に左右後方からせっきんする車両を検知して衝突被害の軽減に寄与するリヤクロストラフィックオートブレーキ、駐車場などでの安全を支援するパーキングサポートブレーキも搭載。




〈運転席まわり〉操作性に優れ、色鮮やかなダイヤル式のモードセレクター





ステアリングスイッチは右がクルーズコントロールなど走行機能、左はメーター内のディスプレイ切り替えがメインだ。下部には左右に分けてオーディオコントロールを置く。

シート


SUVとして標準的な着座高は、平均的な身長の大人であれば乗降時に腰の上下移動量が少ないので姿勢変化がスムーズ。サイドシルの外側への張り出しも抑えてある。


足元においても開口幅が広く、足の出し入れがしやすいのが印象的。つま先が当たりにくいよう、スピーカー部分などドア内張り下部の張り出しを抑えているのも特徴だ。

新開発2.0ℓエンジンとギヤ付きCVTの組み合わせ



トヨタRAV4 2020年10月発売モデル
アドベンチャー オフロードパッケージ
価格 | 346万円 |
---|---|
排気量 | 2000cc |
駆動方式 | フルタイム4WD |
最高出力 | 171 ps(126 kW)/6600rpm |
---|---|
最大トルク | kg・m(207 Nm)/4800rpm |
乗員 | 5名 |
燃費 | - |
トヨタRAV4の歴代モデル
Motor-Fan厳選中古車物件情報

トヨタ RAV4
X
中古価格 324.8万円

トヨタ RAV4
アドベンチャー
中古価格 327.9万円

トヨタ RAV4
ハイブリッドG
中古価格 379.8万円

トヨタ RAV4
アドベンチャー
中古価格 313.9万円
トヨタ RAV4 バックナンバー
- 2021/01/06
- MotorFan編集部
- 2020/10/29
- MotorFan編集部
- 2020/10/26
- 吉田直志
- 2020/10/24
- ニューモデル速報
- 2020/10/22
- MotorFan編集部
- 2020/10/21
- 岡本 幸一郎
- 2020/10/19
- MotorFan編集部
- 2020/10/02
- MotorFan編集部
- 2020/08/07
- MotorFan編集部
- 2020/08/06
- 青山 尚暉
- 2020/07/28
- CAR STYLING編集部 松永 大演
- 2020/07/27
- 世良耕太
- 2020/07/04
- ニューモデル速報
- 2020/06/28
- MotorFan編集部
- 2020/06/16
- MotorFan編集部
- 2020/06/08
- MotorFan編集部
- 2020/05/27
- MotorFan編集部
- 2020/04/29
- MotorFan編集部 鈴木慎一
- 2020/04/25
- スタイルワゴン・ドレナビ編集部
- 2020/04/24
- MotorFan編集部
- 2020/04/24
- スタイルワゴン・ドレナビ編集部
- 2020/04/22
- MotorFan編集部
- 2020/04/17
- MotorFan編集部
- 2020/04/14
- MotorFan編集部
- 2020/04/14
- 遠藤正賢
- 2020/03/19
- ニューモデル速報
- 2020/01/26
- MotorFan編集部 鈴木慎一
- 2020/01/11
- 小林秀雄
- 2020/01/09
- MotorFan編集部
- 2019/12/31
- スタイルワゴン・ドレナビ編集部
- 2019/12/29
- ニューモデル速報
- 2019/10/09
- 浜先秀彰
- 2019/10/01
- Motor Fan illustrated編集部
- 2019/09/06
- MotorFan編集部
- 2019/09/03
- スタイルワゴン・ドレナビ編集部
- 2019/09/03
- スタイルワゴン・ドレナビ編集部
- 2019/08/16
- 生江 凪子
- 2019/08/15
- MotorFan編集部
- 2019/06/19
- ニューモデル速報 森本 太郎
- 2019/05/19
- MotorFan編集部
- 2019/05/19
- ニューモデル速報
- 2019/05/18
- MotorFan編集部
- 2019/05/14
- ニューモデル速報
- 2019/05/13
- 工藤 貴宏
- 2019/05/12
- 青山 尚暉
- 2019/04/12
- MotorFan編集部
- 2019/04/11
- MotorFan編集部
- 2019/04/10
- MotorFan編集部
- 2018/11/10
- MotorFan編集部
- 2018/04/04
- 遠藤正賢